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BUTCHさんはなぜ「iPhone」に並び続けるのか? 「登山と一緒でまた並びたくなる」

11/9(木) 15:00配信

AbemaTIMES

 BUTCHさんは来た人と写真を撮ることにしているという。「毎回決めていることがあって、差し入れとか声をかけてくれた人とは一緒に写真を撮って、SNSにありがとうという意味を込めてアップしています。そうすれば、この時にこの人が来たんだと分かる」と理由を説明した。

 日付が変わる前に再度BUTCHさんを訪ねると、確かに差し入れでいっぱいになっていた。しかし、ともに夜を明かしてくれる行列仲間は現れず、「一人ぼっち」と孤独な様子をSNSに投稿した。

■「また並びたくなるんだよね、登山と一緒で」

 発売日前日の昼、再びBUTCHさんが並んでいる場所に向かうと、代わりに場所取りをしていたのは1人の女性。戻ってきたBUTCHさんに関係を尋ねると彼女だということがわかった。やはり一人ぼっちは寂しかったのか。しかし、どれだけ経っても2番目の人は来ない。

 そんななか、近くのアップルストアには長蛇の列。全国のアップルストアでは、11月3日に当日発売分の在庫を用意すると公式に発表していた。一方、BUTCHさんが並ぶショップでは当日販売が予約者のみに限られているため、並ぶことが好きなBUTCHさん以外泊まり組はいない。夜には雨も降り出した。

 いよいよ発売日当日の朝を迎え、疲れの色が見えていた前日とは違い、表情からはゴールを目前に清々しさも感じられる。そして午前8時、「順番について来てください」と店員の案内が始まるも、なぜかBUTCHさんには声がかからない。

 お店の前に並ぶことは誰よりも早かったBUTCHさん。しかし、予約が遅かったために発売初日にiPhone Xを手にすることはできなかった。「ダメだったなあ…。まあ俺が悪いのか。段取り8割っていうもんね…」と意気消沈のBUTCHさん。この日は彼女が運転する車で帰っていった。

 なぜBUTCHさんはアップルストアに並ばなかったのか。それは、2008年に「ビッグウェーブ」という言葉が生まれた場所、自身の原点でありホームでもある場所で、今回の10周年記念モデル発売の日を迎えたかったからだという。

 今後も並び続けるのかと尋ねると、「また並びたくなるんだよね、登山と一緒で」と答えてくれた。
(AbemaTV/『原宿アベニュー』より)

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最終更新:11/9(木) 16:30
AbemaTIMES