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CHEMISTRYが語る再始動までの舞台裏、互いのソロ活動どう見ていたか 目指す未来は

11/10(金) 6:04配信

MusicVoice

 今年2月開催のワンマンライブで再始動したCHEMISTRYが11月15日に、再始動後初のシングルとなる「Windy / ユメノツヅキ」をリリースする。2012年に活動休止して以降ソロ活動をおこなってきた彼らだが、再始動の声をかけたのは川畑要の方だったという。なぜ、このタイミングだったのか。密かに顔合わせ話を進めてきたという再始動までの舞台裏とは。そして、それぞれのソロ活動をどう評価していたのか。

【写真】CHEMISTRY、インタビュー撮り下ろしカット(全10枚)

 昨年、再始動を発表した彼ら。まずは挨拶代わりに、今年の2月28日と3月1日に東京国際フォーラム ホールAで約5年ぶりにワンマンライブをおこなった。今回のシングルに収録されている「ユメノツヅキ」はその時に披露されたもので、ミリオンセールスを記録したデビュー曲「PIECES OF A DREAM」のセルフアンサーソング。更に前記のようにトータルプロデュースはデビューから2年間を支えた松尾潔氏。まさに原点に返った作品とも言え、この2曲でこれからのCHEMISTRYの決意が感じられる。

 今回のインタビューでは、同シングルや松尾潔氏が今作に込めたメッセージをどう受け取っているのか、そして、再始動までの経緯などを堂珍嘉邦と川畑要に、以下の要旨で聞いた。

〇密会のようだった…再始動までの舞台裏
〇どの世代が聴いているのか、松尾潔とリサーチを重ねた
〇2人の思いがあればこの先も…再始動初の曲に込めた想い

 ソロ活動を経て再び始動した2人。彼らの“今”の想いや音楽がうかがえるインタビューは以下から。

密会のようだった…再始動までの舞台裏

――再始動されて待望の新曲です。川畑さんの方から堂珍さんへ再始動のアプローチをしたとお聞きしました。

川畑要 きっかけはそうです。15周年というタイミングがCHEMISTRYに迫ってきた1年前くらいです。そろそろファンの方に向けて何かできることはないかな、ということで。お互いソロをやりながら、2015年の元旦にふと思いました。それで、堂珍に連絡をとってみようと思って、そこから何度か話をする機会を設けながら、という感じですね。

――最初はメールを送ったそうですが、堂珍さんからなかなか返事が返ってこなかったそうですね。

川畑要 そうなんです。まあ、メールを送ったのが元旦でしたので(笑)。

堂珍嘉邦 自分の気持ちがまとまるタイミングで、会うのをいつにしようかと考えていました。正月三が日は、どうせ会わないだろうということで放置していまして(笑)。それで気が付いたら時間が経っていて…。そろそろ返事しないとなと思い立って「今日どう?」とメールを返しました。

――突然ですか?

川畑要 突然も突然ですよ! いきなり「今日どう?」って。いきなりすぎて訳が分からなかったです。突然にも程があるだろうと。まあ、たまたま僕のスケジュールが大丈夫だったから「じゃあ会おう」ということに。今考えると2人きりで食事や飲みに行くというのは、デビュー以来でしたね。

――では、かなり貴重な日でしたね。

川畑要 貴重な日でしたね。でも、今思うと個室の店だったんですけど、お店の人がびっくりしていた顔を思い出しました。「この2人、そうだよな?」みたいな顔をして(笑)。

――活動休止中でしたからね。

堂珍嘉邦 「密会がおこなわれているな…」みたいな(笑)。

川畑要 そういう感じの顔をしていたよね。再始動するにあたり、そのあとに会社の人なども通したりして。

――個人的な希望なのですが、久々に川畑さんのサングラスをぶら下げた姿も見たいなと思ったのですが、そこの“再始動”の可能性は?

川畑要 いや、多分ないですね。もう、そういうタイミングを逃していますから(笑)。今更感もあるでしょ?

堂珍嘉邦 僕としても、それを今復活させられても、どうリアクションしたらいいか困りますけど(笑)。

――残念です(笑)。ちなみに活動休止中は、お互いのソロのライブなど観に行ったりしていたのでしょうか?

川畑要 僕は堂珍のライブや舞台を観に行っていました。

堂珍嘉邦 僕は要のCDを車で聴いたりしていました。ソロ一作目がEDMだったので、車でノリノリで聴いていました。

――お互いのソロ活動の印象は?

川畑要 ライブを観ていて、やりたい方向性などを感じ取れました。ロックといっても、こういうテイストの方なんだなと。再認識したといいますか。

堂珍嘉邦 僕は楽器を持って歌って、彼は踊って歌って、ということで面白いなと思いました。

――対極ですよね。

川畑要 それぞれ振り返ると、オーディションの頃からお互いはソロでやりたいという気持ちがあった中でのデュオでしたから。

――活動休止をする直前のアルバム『Trinity』では、お互いのソロを大胆に織り交ぜながらという感じでした。自然といえば自然なソロ活動かもしれませんね。

堂珍嘉邦 CHEMISTRYのアルバムには個々のソロ曲を1曲ずつ毎回やってみるという試みをしながら、その意味というのは、お互いの色があって、またCHEMISTRYになったときに面白いなということもあります。1人でしかできないことというものもあって、色んなものをCHEMISTRYでやってきて、これは1回別々にやってみないとCHEMISTRYとしても、今後の為にも、という思いがありました。それぞれやってみたいこともあったので。

――その中でルーティーンができてしまうと思います。そこを突破しないといいものが出来ないという思いもあったのでしょうか?

川畑要 もちろん、そういう中でもやり続けなければいけないと思う人もたくさんいると思ういます。でも、2人でただ何となくこなしてということだと、「これはリスナーに届くのか?」という思いも出てきました。一度、ここでお互いがやりたいことに挑戦してみて、そこで何を感じて、またCHEMISTRYに戻ったときにどう還元できるのかなと。

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最終更新:11/10(金) 6:30
MusicVoice