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<フィギュアスケート>30歳ボロノフ会心の演技でGP初V

11/11(土) 23:12配信

毎日新聞

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は第2日の11日、大阪市中央体育館であり、男子フリーはSP6位の友野一希(同大)が231.93点で7位、同10位の佐藤洸彬(ひろあき)=岩手大=が199.20点で11位。同首位のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)が271.12点で初優勝した。

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 ロシアの30歳のベテラン、ボロノフが前日のSPに続いて会心の演技を見せ、GPシリーズ初勝利を挙げた。4-3回転トーループは高さもあり、出来栄え評価(GOE)で2.14点の加点を得た。もう1本の4回転トーループも着氷は完璧ではなかったが、何とか降りた。他のジャンプも安定。壮大な曲に乗った演技は円熟味があり、観客を魅了した。取材ゾーンでは開口一番、日本語で「ツカレター」と笑わせて「私ができることは全てやった。みなさんの応援を受けて、やり終わった感動に浸っている」と満足そうな表情。2006~07年シーズンにGPシリーズに参戦してから12年目の初勝利に「優勝できて幸せ」と喜びもひとしおだった。

 ◇7位友野「五輪に行きたい気持ち強くなった」

 19歳の友野はジャンプミスを重ねた。冒頭の4回転サルコウは着氷が乱れ、2度目は転倒するなどで、SP6位から順位を一つ落とした。それでも、村上大介(陽進堂)の欠場により代役出場した今大会で、SPは自己ベストを更新。世界トップ級が出場する舞台に立ったことで「学んだことを盗みたい」と向上心も増した。平昌五輪代表最終選考会の全日本選手権に向けても「五輪に行きたい気持ちは強くなった」と意気込んだ。

 ◇11位佐藤「演技全体の流れが止まってしまった」

 佐藤洸彬 ジャンプでしっかりと着氷することができず、演技全体の流れが止まってしまった。楽しいプログラムにならなかったことが悔しい。

最終更新:11/11(土) 23:17
毎日新聞