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【長崎】高田社長“昇格旅行”で選手をハワイに招待…名物社長が生んだ一体感

11/12(日) 5:56配信

スポーツ報知

◆明治安田生命J2リーグ 第41節 長崎3―1讃岐(11日・トランスコスモススタジアム長崎)

【写真】J1への昇格が決定し記念Tシャツを着て笑顔を見せる高田明社長

 夢のJ1だ! J2参入5年目の長崎がホームで讃岐を3―1で破り、クラブ史上初のJ1昇格を決めた。昇格を争う名古屋が千葉に敗れ、福岡が松本と引き分けたため、1試合を残して自動昇格圏の2位以内が確定した。今季開幕前後に経営悪化によりJ2ライセンス剥奪の危機に陥ったが、4月に通信販売大手ジャパネットたかた創業者の高田明氏(69)が社長に就任。筆頭株主のジャパネットホールディングスが子会社化して再建に成功した。

 試合後のセレモニーでは、高田社長が高木監督とともに胴上げされた。「夢が実現しました。生まれてきて良かった」と感慨に浸り「本当におめでとーう!」と、おなじみの甲高い声で誰よりも長くスピーチした。

 4月の社長就任後は度々、練習に訪れて選手らとの距離を縮めた。今夏には監督、選手らを連れジャパネットの本社と佐世保のスタジオを見学。その後、約40人を自宅に招いて食事会を開いた。フロントとチームに一体感が生まれ、主将のDF村上は「安心できるし『この人のためなら』という気にもなる」と語る。

 高田社長は試合後に、以前から約束していた通り、“昇格旅行”として選手をハワイに招待することを明言した。高木監督にはジャパネットのテレビショッピングに出演してもらうというプランもぶち上げた。

 同社は佐世保の小さなカメラ店から一代で年商約1500億円の企業に成長。JFLに初昇格した09年から長崎のメインスポンサーになった。今春にジャパネットホールディングスが100%出資する子会社にしたのは、意思決定のスピードにこだわったためだ。J屈指の名物社長は「今回は長崎の奇跡。来年も奇跡を起こして、優勝争いぐらいしたいですね」と笑った。

 ◆高田 明(たかた・あきら)1948年11月3日、長崎・平戸市生まれ。69歳。大阪経済大卒業後の71年に「阪村機械製作所」入社。74年に「有限会社カメラのたかた」入社。86年に分離独立し「株式会社たかた」設立。長崎放送のラジオショッピングに出演すると一気に注文が増え、通販業を開始。94年にテレビショッピングを始めた。99年に社名を「株式会社ジャパネットたかた」へ変更し、24時間放送の独自チャンネルを開局。2015年に長男・旭人氏に社長を引き継いで退任し「株式会社A and Live」設立。17年に長崎の社長に就任。

最終更新:11/12(日) 7:42
スポーツ報知

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