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中国のスタバ、現地の人の使い方…1杯「1500円相当」もはやステータス 

11/22(水) 7:00配信

withnews

 スタバからコンビニの「お持ち帰り」まで、日本のコーヒーには様々なスタイルが生まれています。お隣の中国でも、消費量は年々上がっているようですが、まだまだ「お金持ちのステータス」のイメージが強いようです。

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「仕事の環境がいいから」コーヒーショップを選んだ

 湖南省長沙市出身で、22歳の一素(イースー)さんは、大学卒業後、上海で仕事に就きましたが、留学のため2016年7月に来日しました。日本語学校を経て、来年4月に都内の国立大学の大学院に入学する予定です。

 来日して日本語が話せるようになった一素さんは、表参道の付近のコーヒーショップで働き出しました。コンビ二やスーパーよりも「仕事の環境が清潔そうだったから」と話します。

「コーヒーは日本人の生活の一部になっている」

 働き出して驚いたのは「日本人は本当にコーヒーが好き」だということ。

 「コーヒーが生活の一部になっています」

 中国では、外資系企業が多い上海や北京、広州などの大都市では、日本のようなコーヒーショップが普及しています。

 中国コーヒー業界の調査によると、2015年に中国ではコーヒーの消費額は700億元(1200億円)規模に達し、2020年には3000億元(5兆円)規模になる見込みです。中国のコーヒーの消費規模が急速に拡大する一方、一人あたりの消費量はまだ少ない現状があります。2015年の世界コーヒー機関(ICO)の調査結果によると、一人あたりのコーヒー消費量に関して、日本は3.54キロに達しているのに対し、中国はまだ0.83キロしかないということです。

 一素さんは、両国のコーヒーショップを比べた上で「中国ではコーヒーは高いので、飲む人が限られています。コーヒーは、生活の一部というより、社会的ステータスの要素が強いのではないでしょうか」と話します。

高い中国のコーヒー

 実際、値段には違いはあります。

 日本では100円でもコンビ二で本格的なコーヒーを売っていますが、中国では、そこまで安いお店はありません。

 同じスターバックスのコーヒーを比較すると、日本では最安値は280円のショートですが、中国では最安値は17元(約300円)。

 「17元のものは、全然、しょぼいので、お店では飲めるサイズではありません。普通の1杯のコーヒーは30元(約500円)ぐらいのサイズじゃないと飲んだ気がしません」と一素さん。

 物価の違いもあります。中国の平均収入は、日本の3分の1以下です。単純に計算するだけで、コーヒー1杯が1500円になってしまいます。

 一素さんは「中国の年配者には、お茶の方がまだまだ、なじみがある飲み物です。若者もタピオカティーの方が人気です」と話します。

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最終更新:11/22(水) 11:54
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