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松山の市街地暴走「80キロ以上は出てた」 通行人恐怖

11/13(月) 20:11配信

朝日新聞デジタル

 松山市の中心部で13日午後、物損事故を起こして逃げた男の乗用車が1時間近く逃走し、追跡するパトカーとのカーチェイスが起きた。車は路面電車が走る大通りやアーケード街を暴走。信号無視や逆走、事故などを1時間近くにわたって繰り返し、付近は一時騒然となった。

【写真】逃走した乗用車を調べる捜査員ら=松山市大手町1丁目

 車は松山城を取り囲むように走る国道11号や国道196号などを逃走し、許可無く車が入れない大街道商店街にも侵入した。車に遭遇した女性(76)は「振り返ったら車が勢いよく来て怖かった。自転車も置いてあったが、うまくよけていた。(カーチェイスが)まさかここであると思わなかった」と驚いていた。

 県警本部近くの交差点では自転車の60代女性と接触し、けがを負わせた。目撃した男性(41)は「ぶつかった瞬間は車のスピードが落ちたが、車に乗り上げた女性が落ちると、よけるように再びスピードを上げて逃走した」。車側の信号は赤で、「男は前一点だけを見ていて、ぶつかる瞬間まで気付いていなかったという感じだ」と話した。

 原付きバイクに乗りながら逃走車を見たという大学生(19)は、「道路を逆走し、白バイとパトカーに追われていた。信号無視もしていた。時速80キロ以上は出ていたと思う。怖かった」と語った。松山市役所前で逃走車両を目撃した女性(70)は「南堀端駅から市役所前のカーブで逆車線に入っていった」と話した。

 逃走していた今治市の会社員在間亮平容疑者(41)は午後2時40分ごろ、大手町1丁目の県道で捜査員に確保され、道路交通法違反容疑で現行犯逮捕された。現場にいた男性(78)は「自らドアを開けて運転席から出てきたところを、すぐに数人の警察官が取り押さえた。あっという間に捕まった」と振り返った。(大川洋輔、藤井宏太、堀江麻友)

朝日新聞社

最終更新:11/13(月) 20:52
朝日新聞デジタル