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「布団何度も汚された」 ニチイ入所者殺害容疑の元職員

11/14(火) 12:01配信

朝日新聞デジタル

 東京都中野区白鷺1丁目の介護付き有料老人ホーム「ニチイホーム鷺ノ宮」で、入所者の男性(当時83)を殺害したとして、警視庁は14日、ホームの元職員で別の障害者支援施設職員の皆川久容疑者(25)=東京都杉並区方南2丁目=を殺人の疑いで逮捕し、発表した。「布団を何回も汚され、いい加減にしろと思ってやった」と述べ、容疑を認めているという。

【写真】ニチイホーム鷺ノ宮。皆川容疑者は藤沢さんが入居する3階と1階を担当していた

 捜査1課によると、皆川容疑者は8月22日早朝、ホーム1階浴室で入所者の藤沢皖(かん)さんを空の浴槽に投げ入れ、お湯を張って沈めて殺害した疑いがある。司法解剖の結果、死因は溺死(できし)で、首には絞められたような痕があった。

 同課は、難病があり日常的に介護が必要な藤沢さんが浴槽内で自力で体を動かして顔を湯につける可能性は極めて低いと判断。首付近の骨も折れていたことから、殺人事件として捜査していた。当時、皆川容疑者ら職員2人が当直勤務中だったが、もう一人の職員は別の階から移動した形跡がなかったという。

 皆川容疑者は藤沢さんが入居する3階と1階を担当。調べに対し、8月21日午後10時~22日午前4時ごろの間に計3回、藤沢さんが布団を汚したと説明し「いい加減にしろよと思いベッドで一度首を絞めた」と供述。「その後、シャワーを浴びさせるために車いすで浴室へ移動させたが浴室内も汚したので、腹が立って浴槽に投げ入れた」と話しているという。皆川容疑者がもう一人の職員を通じ、同日午前4時47分に119番通報していた。

朝日新聞社

最終更新:11/14(火) 14:42
朝日新聞デジタル