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「悩み抱え込まないで」 鎌倉市いじめ相談HPまだ利用なく 

11/14(火) 21:37配信

カナロコ by 神奈川新聞

 鎌倉市教育委員会が、市のホームページ(HP)で受け付けるいじめ相談の利用を呼び掛けている。児童生徒が相談しやすい環境の充実を図ろうと、9月下旬から運用を開始。ただ、1カ月半が経過した今も周知が広がっておらず、利用がない状態だ。市教委はページの改良も検討し、「一人で抱え込まず、相談するきっかけにして」と話している。

 市教委教育センター相談室はこれまで、電話と来所でいじめに関する相談を受け付けていた。2016年度に受けたいじめ相談は75件。このうち専用の「いじめ相談ダイヤル」に寄せられたのが31件だった。

 専用ダイヤルの開設は平日午前9時~午後5時(第2・第4火曜は同6時まで)。夜間や土・日曜、祝日にも対応し、電話では話しにくい児童生徒にも門戸を広げようと、9月26日からHPに専用フォームを立ち上げた。名前や学校名などの入力は任意で、相談室側は受信したら必ず返信し、電話や来所を勧める。「文字だけでは状態が分かりにくい。表情や声の調子も大事な情報」だからだ。

 開始にあたり、全ての市立小中学校にチラシを配ったが、今月12日までに相談は寄せられていない。相談室の担当者は「少ないとは思っていたが1件もないとは…」と残念がる。17年度は9月末までに計18件の相談が寄せられ、このうち13件が専用ダイヤルとなっている。

 HPやフォームは「文字が小さくて漢字が多い」のが難点。また唯一、メールアドレスの入力を必須としているが、「アドレスを持っていない子もいると思う。もう少し使いやすく、読みやすくできないか」と改良を検討している。

 専用フォーム(https://shinsei.e-kanagawa.lg.jp/kanagawa/uketsuke/dform.do?acs=ijime)は市のHPから教育のページへ。専用ダイヤルは、電話0467(24)5235。