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DeNA快進撃予感させたダウンタウン浜田との遭遇

11/14(火) 10:00配信

日刊スポーツ

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>

 DeNAの快進撃は日本シリーズ第6戦で幕を閉じた。クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)から、22日間14戦。リーグ3位からの下克上には、想定外のドラマがつまっていた。

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 まずは、阪神との甲子園ラウンド。初戦を落とし迎えた第2戦。負ければ敗退のゲームは球界史上、類を見ない「泥んこ試合」となった。降りしきる雨の中、プレーボール。同点に追いついた5回、筒香は阪神・石崎の顔面付近への球に転倒した。尻もちをつかされ、鬼の形相で打った強烈なゴロの当たりは、甲子園の黒い泥をはじき飛ばして右前へ運んだ。試合後、筒香は「向こうも本気。こっちも本気。戦いなので遊びじゃない。感情を抑えすぎても、いきすぎでもダメ。そんな簡単なことじゃない」と言った。あのシーンで、この言葉。筒香という男のすごみを感じた。

 泥んこ試合を制し、勢いづくとファイナルSは、広島へと場所を移す。初戦を雨天5回コールドで落としたが、広島のアドバンテージを含め1勝2敗で迎えた第3戦だった。宇宙人・井納が先発し、先制決勝タイムリーと5回1/3無失点と投打で貢献。前夜には、昨季ファイナルSで黒田氏と投げ合った前日に入った広島市内の和食店「黒田」でクエ鍋を食べ、2年連続験担ぎをした甲斐あって? 常識を覆すような活躍を見せた。井納が宇宙人と呼ばれるゆえんを目の当たりにした。

 そして、最後は日本シリーズ。3連敗から2連勝して再び乗り込んだ敵地。分が悪いと思われたDH制で、ラミレス監督は今季リーグ戦先発10試合の白崎を抜てき。打撃練習でのスイングを当日試合前に見極め起用を決断。「監督として一番したくないのは後悔。だから自信を持って決断した」と送り出した白崎が5回に同点ソロアーチを放った。試合こそ敗れ、下克上日本一はかなわなかったが、神がかり的に的中した策がここでもズバリ。采配がさえ渡った。

 思えばファーストSが行われた大阪で、商店街を歩いていると、お好み焼き店でロケ中のダウンタウン・浜ちゃんに遭遇。ただならぬオーラを漂わせ、思わず見入ってしまった。何が起こるか分からないポストシーズン。そんな戦いを予感していたのかもしれない。【DeNA担当=栗田成芳】

最終更新:11/14(火) 10:12
日刊スポーツ

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