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実写版『人狼』製作中!ワーナー・ブラザース・コリアが出資

11/15(水) 16:00配信

シネマトゥデイ

 ソン・ガンホ主演『密偵』(上映中)を韓国で観客動員750万人突破の大ヒットに導いたワーナー・ブラザース・コリア代表のチェ・ジェウォン氏がこのほどインタビューに応じた。同社はキム・ジウン監督の新作で、押井守原作・脚本のアニメ『人狼 JIN-ROH』(1999)の実写映画版にも出資。実はキム監督が『密偵』を引き受ける際、実写版『人狼 JIN-ROH』の金銭面のサポートを条件に出していたことを明かした。

【動画】韓国で記録的ヒット!『密偵』予告編

 『人狼 JIN-ROH』は、失業者と凶悪犯罪が急増する東京を舞台に、反政府治鎮圧部隊の男とゲリラ組織の少女の出会いを描いた長編アニメーション。『ももへの手紙』(2012)で知られる沖浦啓之監督の初監督作で、第49回ベルリン国際映画祭パノラマ部門で上映されたほか、第54回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞するなど国内外で高い評価を得た。

 日本文化に強い興味を示し、度々プライベートでも来日しているというキム監督が、日本の制作サイドの許諾を得て実写映画化を企画。2013年には釜山国際映画祭の企画マーケットに参加し、出資者を募っている。チェ氏は「実は企画開発は4年半前から行っていました。その間、(韓国の大手映画会社である)CJエンタテインメントやSHOWBOXにも企画が行ったり来たりしたのですが、実現しなかったんです」と説明する。

 その最大のネックが巨額の製作費だったという。『密偵』の3~4割増しとなる約200億ウォン(約20億円。1ウォン=0.1円換算)。しかし『密偵』が観客動員750万人、興行収入約5,480万ドル(約60億円。1ドル=110円換算。韓国映画振興委員会調べ)を達成し、2016年の韓国興行収入ラインキング4位となる好成績を納めたことが決め手となり、米国本社からもGOサインが出たようだ。主演は現在、『MASTER マスター』が公開中のカン・ドンウォン主演で、今夏より撮影している。

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最終更新:11/17(金) 13:28
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