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藤井聡太四段、29日に1次予選ブロック決勝に登場 第89期棋聖戦予選トーナメント

11/15(水) 12:53配信

産経新聞

 10連覇を達成した羽生善治棋聖(47)への挑戦者を決める第89期棋聖戦の1次予選が大詰めを迎えている。注目の最年少棋士、藤井聡太四段(15)は29日、大阪の関西将棋会館で2次予選進出を懸けて、ブロック予選決勝で大橋貴洸四段(25)と対戦する。

 挑戦者への道のりは原則として、ブロック別の1次予選と2次予選、16人で争う決勝トーナメントを勝ち抜かなければならない。1次予選は順位戦C級1組、同2組の棋士、2人の選抜された女流棋士ら107人がトーナメントを戦い、そのうち2次予選に進めるのはわずか8人だ。

 そんな熾烈な戦いが続く1次予選で特に注目される藤井四段は西川慶二・七段(55)、阪口悟五段(39)、竹内雄悟四段(29)の3人を下し、ブロック予選決勝進出を決めた。

 藤井四段の予選決勝での対局相手、大橋四段は昨年10月、藤井四段とともにプロデビュー。和歌山県新宮市出身で、所司和晴七段門下。幼稚園に入る前に東京に転居し、平成18年に関東奨励会に入った。三段だった約6年前に環境を変えるために関西に移籍し、以来、大阪に住んでいる。

 日本将棋連盟の公式サイトにある棋士紹介コーナーには現役棋士の写真が掲載されている。黒やグレーのスーツを着た棋士がほとんどの中、大橋四段は真っ青なスーツ。初めは気合を入れて対局に臨むため、派手な色のスーツを着ていたという。三段時代の平成27年には新人王戦で決勝進出。菅井竜也七段(現王位)に敗れたが、当時の「勝負服」だったモスグリーンのスーツ姿が話題になった。

 2人は今年3月、新人王戦と棋王戦予選で対戦し、いずれも藤井四段が勝っている。

 1次予選ではこのほか、黒沢怜生五段(25)、西川和宏六段(31)、塚田泰明九段(52)の3人が既に2次予選進出を決めている。残りの4ブロックもベスト4以上が出そろっており、熱戦が期待される。

最終更新:11/15(水) 12:53
産経新聞