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【映像】急増するヘビ駆除要請 出動数激増のバンコク消防署

11/15(水) 13:46配信

AP通信

バンコク、タイ、11月15日 (AP)― タイの首都バンコク市内の消防署がこのところ大忙しだ。消火出動ではなく、頻発するヘビ駆除の要請がその理由だ。
 市当局によると、バンコク市内の一般家庭で見つかったヘビの数は、2013年に1万6000匹だったものが、2016年には2万9000匹に増えており、今年前半だけでも昨年より3割増えているという。
 市内の消防署では、ヘビ駆除の要請が増えるに従って、出動する署員は否が応でも退治方法を覚えなくてはならない。
 どうして近年、都市でのヘビ発見件数が増えたのかといえば、チャオプラヤ川流域に発展したバンコクが低地であることに加え、毎年の雨期に頻発する洪水で、ヘビが市内に流されてくるという地理的、環境的理由を挙げることができる。
 さらに、ヘビ問題を悪化させているのがバンコクのゴミ事情だ。2011年に1日8943トンだった家庭ごみが、今年は既に1万454トンに達している。つまり、ゴミが増えた結果、それをエサにするカラスなどの鳥やネズミが増え、それをエサにするヘビが増えるという自然界の原理だ。
 バンコク市は、ヘビを近づけないためには家庭や市内を清潔に保つことが第一だと市民に呼び掛けてはいるが、天敵がいないこともあって、ヘビにとってバンコクの一般家庭やアパートは住みやすい場所のようだ。
 因みに、市内の各消防署が引き取ったヘビは、野生動物クリニックのボランティアの手で毎月300匹から400匹の割合でジャングルに戻される。

(日本語翻訳 アフロ)

最終更新:11/15(水) 13:46
AP通信