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中国の10月粗鋼生産、6%増の7236万トン。環境規制で1日当たりは前月比減

11/15(水) 6:01配信

鉄鋼新聞

 中国・国家統計局が14日に発表した経済統計によると、10月の同国の粗鋼生産は前年同月比6・1%増の7236万トンだった。
 1日当たりの粗鋼生産は234万4千トンとなり、前月比では約6万トン減少した。共産党大会の開催で河北省など華北での環境規制が前倒しで実施されるなど、減産の動きが反映された様子だ。
 粗鋼以外の生産は、銑鉄が2・3%増の6002万トン、鋼材は1・6%減の9179万トン。鋼材は2カ月連続の前年割れだった。
 1~10月累計の鉄鋼生産は、銑鉄が6億297万トン(前年同期比2・7%増)、粗鋼が7億950万トン(6・1%増)、鋼材が9億273万トン(1・1%増)だった。
 車生産は260万台
 鉄鋼以外の10月の経済統計では、自動車生産が260万1千台(前年同月比0・6%増)と、自動車取得減税の縮小前で駆け込み需要があった前年とほぼ同水準だった。1日当たりの生産台数は8万4千台と前月から1万3千台減ったが、大型連休の国慶節があったためと見られ、実質的には高水準が続いているかたちだ。車種別ではSUVが4・1%増の88万7千台。乗用車は4・4%減の104万8千台だった。
 コークス生産量は3479万トン(12・6%減)、発電量は5038億キロワット(2・5%増)、金属加工機械の生産台数は7万台(6・3%増)だった。
 1~10月累計では、自動車生産が2349万4千台(前年同期比5・3%増)、コークス生産が3億6476万トン(1・6%減)、発電量が5兆1944億キロワット(6・0%増)、金属加工機械の生産が65万台(7・3%増)だった。車生産の累計は1~9月の発表値と10月単月の合算が合っておらず、遡及されて修正されたもようだ。

最終更新:11/15(水) 6:01
鉄鋼新聞