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【W杯欧州予選総括】圧巻、安定、批判…予選突破ながら明暗分かれた強豪国

11/15(水) 14:37配信

GOAL

2018年ロシア・ワールドカップを目指す欧州列強の壮絶な戦いが終了した。今回の予選でも、歓喜から悲劇まで、数多くのドラマが生まれてきた。1年以上にも及んだ国のプライドをかけた戦いを振り返っていこう。

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まず焦点を当てるのは、予選を突破したフットボール強国だ。

何が起こるかわからないフットボールという競技で、常に勝つことを求められる常勝国たちは、どのような戦いでロシア行きの切符を手にしたのだろうか?

■大会記録を作ったドイツの堅実さと力強さ

2014年大会でアルゼンチンとの決勝を延長戦の末制したドイツ。前哨戦でもある今年のコンフェデレーションズカップでも、その強さを見せつけた。トニ・クロースやメスト・エジルら主力をあえて呼ばず、代表経験の浅いメンバーで臨んだ中で危なげなく優勝。選手層の厚さを改めて示した。

黄金期を過ごしているマンシャフト(ドイツ代表の愛称)は、グループCでも圧倒的な強さを見せつけ、今予選10連勝を記録。選手をある程度ローテーションさせながらも、43ゴール4失点で、得失点差はなんと「39」。大会史上最多得失点差を記録するなど、圧巻の成績で難なく突破を決めた。

主力のユリアン・ドラクスラーが所属クラブのパリ・サンジェルマンでポジションを失っている現状や、絶対的守護神のマヌエル・ノイアーが負傷離脱中で本大会までに本来のパフォーマンスを取り戻せるかなどの懸念はあるが、総合力の高さに疑いの余地はない。本大会でも誰もが認める優勝候補だろう。

■圧倒的だったベルギーと、王座奪還へ着々のスペイン

欧州最速で本大会出場を決めたベルギーは、グループH9勝1分と負け無し。2位のギリシャには9ポイントもの差をつけた。ベスト8に終わったEURO2016の後、ロベルト・マルティネス新体制のもと、ティエリ・アンリ氏がアシスタントコーチに就任。その効果もあってか、FWロメル・ルカクが得点ランク3位となる11ゴールを記録。ドイツと並ぶ43ゴールを記録し、破壊力を存分に発揮した。

グループGでイタリアと同居したスペインも、順当に突破を決めた。グループ初戦をいきなり8-0の大勝でスタートさせると、第2節でイタリアと敵地で1-1と引き分けた以外、すべての試合で勝利。フアン・ロペテギ体制下で11ゴールを挙げてチーム得点王となったMFダビド・シルバを筆頭に、MFイスコやMFマルコ・アセンシオらも台頭。予選を突破しただけでなく、内容を伴ったパフォーマンスで、2大会ぶりの優勝を十分に狙えるだけのチーム作りに成功している。

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最終更新:11/15(水) 14:37
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