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第一生命HD:通期純利益2260億円に上方修正、運用環境改善で

11/14(火) 18:32配信

Bloomberg

第一生命ホールディングスは通期(2018年3月期)経常利益と純利益の予想を上方修正すると発表した。株価上昇や欧州通貨に対する円安進行などで運用環境が改善し、資産運用収益の増加を見込む。配当予想45円は据え置いた。

14日の発表によると、今期の経常利益は従来予想の3630億円から4260億円に、純利益は同1790億円から2260億円に上方修正。岡本一郎執行役員は同日の決算会見で「経済環境、地政学リスクをしっかり見ながらも堅調に伸びる部分で修正した」と述べた。金融環境が9月末のまま横ばいで推移すると前提にした場合、利益の上振れが見込まれるという。経常収益は6兆40億円に据え置いた。

また、4-9月連結純利益は前年同期比21%増の1284億円となった。海外の資産運用関連会社が合併による株式交換益を計上したほか、国内外の運用環境が改善、傘下生保の業績が想定を上回った。経常収益は、保険料等収入が2.1%減となったものの、資産運用収益が増加し同5.5%増の3兆3648億円。経常利益は同3.7%減の2122億円だった。

グループ基礎利益は、円安による利息配当金の増加や株価上昇で順ざやが改善42.8%増の3032億円。国内グループ生保の順ざや額は391億円増の744億円だった。9月末の保険会社としての価値を示すグループ・エンベディッド・バリューは、新契約の獲得や運用環境の改善で前期末から6097億円増えて6兆1051億円となった。

Komaki Ito

最終更新:11/14(火) 18:32
Bloomberg