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アベンジャーズとはどう違う?「ジャスティス・リーグ」は、痛快な現代の神話!

2017/11/17(金) 11:12配信

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映画『ジャスティス・リーグ』(11月23日公開)はバットマンやワンダーウーマンといったアメコミヒーローたちが結集し、チームを組んで戦うスーパーエンタテインメントです。

「あれ? それって、“アベンジャーズ”とどう違うの?」と思う方もいるかもしれませんが、アベンジャーズは、マーベルというアイアンマンやスパイダーマンを所有するアメコミブランドのチームで、このジャスティス・リーグはDCというスーパーマンたちが所属するアメコミのグループです。大雑把に言うと、ヒーローというタレントを抱える芸能事務所が2つあって片やアベンジャーズ、もう一方がジャスティス・リーグをデビューさせたと思ってください(笑)。コミックスではジャスティス・リーグが先に誕生しましたが、映画はアベンジャーズが先に公開となりました。

ジャスティス・リーグのメンバーは、犯罪者と戦ってきたバットマン、無敵の女戦士ワンダーウーマン、超高速で動くことの出来るフラッシュ、海底王国の王子アクアマン、そしてメカ人間サイボーグです。物語では、宇宙から脅威がやってくることを知ったバットマンが、彼らをスカウトし、その脅威に立ち向かう姿を描きます。すごくシンプルでわかりやすい展開ですが、個性的なキャラたちが繰り広げるドラマが面白いのです。

先ほど「ジャスティス・リーグ」と「アベンジャーズ」の差はDCとマーベルという所属事務所の違いと書きましたが、この2社のヒーローの描き方には、違いがあります。

マーベルは「ヒーローである前に人間である」というスタンス。普通の人間がたまたますごいパワーを持ったらどうなるか? というお話であり、そこに観る側との共感性を作っていきます。だから“スーパーヒーロー物のフォーマットを借りた人間ドラマ”なのです。

これに対しDCは「神がかったヒーローにも人間性がある」という描き方をします。ワンダーウーマンは神の子ですが、『ワンダーウーマン』(2017年)でも描かれたように、彼女はアイスクリームを食べた時、すごく幸せそうな女の子のリアクションをします。こういった部分を観ると、“共感できる神様(ヒーロー)がいる神話”という感じでしょうか。

だから「ジャスティス・リーグ」は、主人公たちがヒーロー姿でいる時間の方が長い。例えばバットマンの正体はブルース・ウェインという男ですが、ブルースとして登場するシーンはあまりなくて、ほぼ全編バットマン姿。こうしたヒーロー姿で彼らが内輪もめしたり、いきのいい会話をしたりするところが楽しいのです。

いにしえの時代から剣と盾で戦うワンダーウーマンもいれば、ハイテクなサイボーグもいる。また、俊足フラッシュと快泳のアクアマン……、これらの超人を束ねるのが、自身はなんの超能力も持っていないバットマン、というひねった展開。(他のヒーローたちはそのスーパーパワーを使って現場にすぐに到着するのに、バットマンは人間だから最後に駆けつける、という細かい所もおかしい)。

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最終更新:2017/11/20(月) 12:50
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