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“駆け込み”のごみ搬入相次ぐ 「倉敷」の許可取り消し、利用者に困惑と不安

2017/11/21(火) 6:30配信

琉球新報

 沖縄県の許可取り消しで廃棄物の受け入れが21日以降できなくなる県内大手の産廃業者、倉敷環境の処分場(沖縄市池原)には20日、法人や個人による“駆け込み”の搬入が相次いだ。「今後どこに持っていけばいいのか」「不安しかない」など一様に顔をしかめる利用者たち。黙々と作業する倉敷環境の職員からは「説明がなく心配だ」と失職を不安視する声が漏れた。

 「昼に電話したら『受け入れは今日まで』と言われ、急いで持ってきた」と慌てた様子で話したのは、うるま市で観葉植物を育てる農家の70代男性。4トントラックに満載して搬送したが「ごみはまだまだある」という。「今後どこに持っていけばいいのか」と眉をひそめ、足早に車に乗り込んだ。

 勤めるホテルの廃棄物を定期的に搬送している50代男性は「営業停止は困る」と不安げ。「再開はないのかね」と困惑した様子で記者に問い掛けた。

 敷地内では、従業員がショベルカーなどで廃棄物を移動させる作業が続いた。午後3時過ぎ、休憩に入った男性職員は「まだ何も説明を受けていない。今後の仕事に不安はある」と言葉は少ない。別の男性職員も「何も話すことはない」と語り、作業に戻った。

琉球新報社

最終更新:2017/11/21(火) 6:30
琉球新報