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家計に大打撃 家電の寿命とその対処法

2017/11/21(火) 18:20配信

ファイナンシャルフィールド

家計の相談に乗っているときに、大きな支出が重なって貯金がうまくいかなくなってしまう方がいらっしゃいました。原因を聞いてみたところ「立て続けに家電が壊れた」とのこと。お話を伺ってみると12年ほど使っている冷蔵庫が故障して、急遽買い替えることになったそうです。今回は金額が大きい家電との付き合い方について考えてみます。

家電等の主要耐久消費財の平均買い替え年数

どんどん新しい機能がつき、多種多様な製品が発売されている生活家電。便利な機能がついているものはそれなりに金額も高くなっていますが、平均の買い替え年数はどのようになっているでしょうか?

※図表参照※
主要耐久消費財の買替え状況<二人以上世帯>

この調査によると、冷蔵庫の平均使用年数は「13.3年」
ご相談者様の、12年ぐらいで壊れたというのは、あながち「まさか!」というような年数ではなさそうですね。

「故障」で買い替えになる割合が多い生活家電

上記の表を見ると、冷蔵庫・掃除機・エアコンなどの生活家電は6割以上が「故障」したことによって買い替えています。洗濯機に至っては8割近くが壊れて買い替えているということです。

少しづつ調子が悪くなっていき、そろそろまずいかな?といっているうちに壊れる場合も確かにありますが、ある日突然冷蔵庫が全く冷えない!エアコンが動かない!洗濯機が回らない!などということもよく聞く話です。

現代においては、冷蔵庫や洗濯機は壊れてしまうと「不便」では済まない必須の家電になっています。壊れたら即買い替えになるということは、安いタイミングを計ったり、吟味する時間が取れないということです。そうすると必然的に高くついてしまうケースも多くなります。

いつかは壊れるものだと知っておけば、備えることができます

電化製品がいつ壊れるかはなかなか予測するのが難しいもの。メーカー保証や延長保証で修理することはできても、10年を超えてくると「修理するより買い替えよう」となることも多いでしょう。
今、所有している家電はおいくらぐらいのものですか?

ファミリー向けの冷蔵庫のボリューム価格ゾーンは125,000~150,000円。ドラム式洗濯機もそのくらいが多いようです。電気掃除機も流行りのハイパワーコードレスですと50,000円ほどはかかります。エアコンも一度使ってしまうと、壊れたからもう使わないとはなかなか難しいものです。

仮に10年間で40万円の家電の買い替えが発生すると、一年で4万円。1か月に直すと3300円程度。もちろんお使いの電化製品の値段にもよりますが、いつか壊れるものとして小さい額でもよけておけば、突然買い替えが発生しても家計へのダメージは少なくすることができます。

「いつ」壊れるかは予測不能ですが、「いつか」壊れることは想像できますから、決して備えられない額ではありません。ご自宅の家財の買い替えについて、ぜひ一度見直してみてくださいね。

Text:塚越菜々子(つかごし ななこ)
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP(R)認定者

ファイナンシャルフィールド編集部