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「ラウンドアバウト」なぜふたつ? 日本初、高速道路ICで 逆走防止効果も?

2017/11/21(火) 16:10配信

乗りものニュース

直進の場合も2度「回る」?

 山陰地方を縦貫する高速道路として計画されている山陰道で、日本初という「ダブルラウンドアバウト」なる構造を採用したICが建設されています。島根県大田市の朝山IC(仮称、以下略)です。

【画像】ラウンドアバウトの通行方法

 そもそも「ラウンドアバウト」とは信号のない円形の交差点のことで、日本では2014年の道路交通法改正によって通行ルールが明確になり整備が本格化しました。交差点の中心に「中央島」などと呼ばれるスペース、その外周を取り囲むドーナツ型の通行路「環道」があり、そこから放射状に道路が伸びるという構造で、以下のような通行ルールがあります。

・環道へは左折で進入、環道からは左折で流出
・環道内は時計回り(右回り)で進む
・環道内を走行している車が優先
・環道へは徐行で進入

 朝山ICは、このラウンドアバウトがふたつ近接するという構造のようです。どのように通行し、どのような効果があるのか、国土交通省中国地方整備局 松江国道事務所に聞きました。

――朝山ICは具体的にどのような構造なのでしょうか?

 高速道路本線につながるONランプ(入路)、OFFランプ(出路)と、本線をまたぐ県道を接続させる形で、本線を挟んで県道上にラウンドアバウトをふたつ設置します。このように単円のラウンドアバウトが近接する構造を「ダブルラウンドアバウト」と呼称し、日本では初めて採用されるものです。

――どのように通行するのでしょうか?

 高速道路への進入、退出、そして県道を直進する場合いずれも、いったんラウンドアバウトに進入します。たとえば高速道路から出て県道を左折したい場合は、ラウンドアバウトをおよそ4分の1周、右折したい場合は、最初のラウンドアバウトを4分の3周してから高速道路本線をまたぎ、さらに次のラウンドアバウトで半周する形で通行することとなります。高速道路に入らず県道を直進する場合も、最初のラウンドアバウトで半周し、さらに次のラウンドアバウトでもう半周する形になります。

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最終更新:2017/11/26(日) 16:26
乗りものニュース