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名選手がズラリ!過去の「新人特別表彰」を振り返る

2017/11/21(火) 12:00配信

ベースボールキング

今年の新人王が決定

 11月20日、都内でプロ野球2017年シーズンの総決算「NPB AWARDS 2017 supported by リポビタンD」が開催され、今年のプロ野球界を盛り上げた選手たちが表彰を受けた。

 注目を集めた新人王は、パ・リーグが西武の源田壮亮、セ・リーグは中日の京田陽太に決定。プロ1年目の野手が揃って受賞するのは36年ぶりのことであり、遊撃手のW受賞は史上初の快挙となった。

 中でも注目を集めていたのが、セ・リーグの新人王争いだ。開幕から突っ走った京田に対し、終盤戦でDeNAの左腕・浜口遥大が猛追。最終盤で2ケタ・10勝を達成し、ポストシーズンで大活躍を見せたことから、印象度的な面も含めて浜口を推すファンの声が徐々に大きくなっていった。

 ただし、新人王の記者投票はポストシーズンの頃にはすでに締め切られているため、浜口は京田と大山悠輔(阪神)に次ぐ3位の得票数に。それでも、1年目から10勝を挙げた活躍が認められ、セ・リーグ連盟特別表彰という形で「新人特別賞」が贈られた。

 こうした新人への特別表彰は過去にも存在しており、リーグ内に新人王に値する活躍をした選手が複数名いた場合、記者投票で新人王に選出されなかった選手はリーグから表彰を受けることがあるのだ。今回は新人王以外に「特別表彰」が贈られた年を振り返ってみた。

1987年:ライバルとして火花を散らす2人

<新人王>
阿波野秀幸(近鉄)
1年目・23歳
[成績] 32試(249.2回) 15勝12敗 201奪三振 防御率2.88
[通算] 305試(1260回) 75勝68敗5セーブ 985奪三振 防御率3.71

<パ・リーグ会長特別賞>
西崎幸広(日本ハム)
1年目・23歳
[成績] 30試(221.1回) 15勝7敗 176奪三振 防御率2.89
[通算] 330試(2004回) 127勝102敗22セーブ 1573奪三振 防御率3.25

 亜細亜大卒ルーキーの阿波野と愛知工業大卒ルーキーの西崎による一騎打ちとなったこの年。なお、阿波野が3球団競合の末にプロ入りしたのに対し、西崎は近藤真一(中日入団)のハズレ1位であった。

 勝数で並び、防御率もほぼ同じ。阿波野は負け数が西崎より5つ多かったものの、両リーグ最多の201奪三振と249回2/3を投げたことが決定打となり、記者投票は阿波野に軍配。しかし、ほかの年であれば新人王間違い無しの成績を残した西崎の活躍ぶりも捨てがたく、リーグから特別賞が贈られることになった。

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最終更新:2017/11/21(火) 12:52
ベースボールキング