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100点満点の旦那じゃつまらないでしょ?いい夫婦になる方法

11/22(水) 6:01配信

ホウドウキョク

想像してみてください。
ある日突然、余命を宣告されたら、あなたはどうしますか?
もし、愛する人が病気になったら、あなたは何をしてあげられますか?
自分たちは“素敵な夫婦“だと胸を張って言えますか?

こんな流動食、見たことない!美しすぎるクリコさん作・介護食の数々

「まさか病気になるなんて思ってなかった」
そう話すのは、料理研究家・介護食アドバイザーで『希望のごはん』の著者・クリコさん。夫の生きる力を支えた妻の涙と笑いと愛情あふれる日々を綴っている。
その物語とともに、見た目が美しい流動食のレシピが掲載されていて話題になっている。読者からは「料理を習いたい」という問い合わせ、食品メーカーからはレシピの提供依頼が来るほどだ。

そんな食事、食べさせたくない!

2011年、クリコさんの最愛の夫であるアキオさんが、口腔底がんを患った。
手術は成功したが、下あごの麻痺と、ものを噛む機能に障がいが残ったことで、噛まずに飲み込める“流動食“しか食べられなくなってしまった。

食べることが大好きなアキオさん。そんな愛する夫の為に、食欲をそそる、美味しい“流動食“を作りたいと、クリコさんは試行錯誤を始めた。
しかし、介護の日々は、どうしようもない行き詰まり感と焦燥感で押しつぶされそうだったという。

それでも投げ出さず介護食を作り続けた結果、アキオさんは職場復帰できるまでに回復。手術から5か月後には、入れ歯を使用して“普通に炊いたごはん“を食べられるようになった。

すべては順調に回復しているはずだった。しかし、1か月後のある日、がんが再発。余命4カ月を宣告され、アキオさんは帰らぬ人となった。

愛する夫の為に、そして、夫は愛する妻の為に、どのように支え合っていたのだろうか。クリコさんに夫との日々について話を聞いた。

ーークリコさんとアキオさんは、とても仲が良い夫婦だったそうですね
クリコ:
はい。友だちにも恥ずかしくて言えないくらい仲が良かったです。

ですが、当時は私も主人も働き盛りだったので、お互いのことをちゃんと見ることができていない時期もありました。
主人は健康で、病気とは無縁の人でした。「僕はアルコールで消毒しているから風邪ひかないんだ」って言っちゃうくらいです(笑)

そんな頑強な主人が、まさか病気になるなんて思ってもいませんでした。

主人は食べることが大好きだったのですが、入院中に病院で出される流動食を食べなかったんです。

ーーそれが、見た目が美しい介護食を作ろうと思ったきっかけですか?
クリコ:
出来上がったものをミキサーにかけることは簡単ですが、それだと見た目が美味しそうじゃないんです。
それを主人に食べさせたくない!と強く思ったことがきっかけですね。

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最終更新:11/22(水) 11:10
ホウドウキョク