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火星表面の縞模様は流れる砂で、水の跡ではなかった? 最新研究より

2017/11/22(水) 15:54配信

sorae.jp

水の存在が期待され、生命の痕跡の探査が続けられている「火星」。さらにその表面には水が流れた跡があるとこれまでも紹介されていましたが……どうやらこちら、ただ砂が流れた跡である可能性が指摘されているのです。
 
2015年に発表された、火星表面に水が流れた跡だとされる地形。しかしアリゾナ大学の科学者は火星探査機のMRO(マーズ・リコネッサンス・オービター)のデータから、これらの縞模様をより乾いた、斜面における砂の移動による跡であるとネイチャー・ジオサイエンスに発表したのです。
 
米宇宙地質学科学センターのColin Dundas氏は、「我々は周期的な斜面の縞模様を調査し、これが砂の移動によってできたものである可能性が高いことを発見しました。これは、現在の火星が非常に乾いていることを示唆しています」と語っています。またもし水が存在していてもその量は少なく、生命の存在の証拠にはならないだろうと見ているのです。
 
ただし今回の発表は、過去や現在の火星が生命を保持している可能性を否定するものではありません。発表を受け、NASAは今後も調査を続けると発表しています。

最終更新:2017/11/22(水) 15:54
sorae.jp