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トヨタ ハイエース50周年の歴史を振り返る|初代10系から最新200系まで、歴代モデルを徹底解説!

11/22(水) 11:16配信

オートックワン

デビュー50周年を迎えるハイエースの歴史を初代10系から現行200系まで振り返る

キャブオーバータイプのワンボックスとして高い人気を誇るトヨタ ハイエース。現行モデルは5代目となるが、その歴史は長く、今年でなんと50周年となる。

祝50周年! 画像で振り返る歴代ハイエース[フォトギャラリー]

そもそもハイエースは商用トラックのトヨエースの小型版として登場したのが始まりで、そのボディバリエーションのひとつとしてワンボックスタイプも用意された形であった。そのため、2代目まではトラックと共にモデルチェンジを行っていたが、3代目からはダイナ/トヨエースの兄弟車となり別の道を歩むこととなっている(その後、2001年にハイエーストラックは生産終了)。

また、ハイエースは働くクルマとしても知られるが、その特徴を生かしてジャンボタクシーやマイクロバス、救急車や福祉車両などの特装車のベースとしても需要が高い。一般ユーザー向けにも、キャンピングカーやバイク・自転車・カート等のトランポなど、さまざまな用途で使われているのもご存知の通り。

なお、よくハイエースは「〇〇系」と呼ばれるが(例:200系ハイエース)これは車両型式から付けられた通称名であり、歴代ハイエースのどの代のことを指しているのかが分かりやすいため使われている。厳密に言うと車両の仕様によって型式は異なるため、あくまで通称程度の認識で構わないだろう。また、4代目モデルの途中から兄弟車として「レジアスエース」が登場しているが、これはあくまで販売チャネルの違いで設定されたもので、車名のエンブレム以外はハイエースと同一である(ただしレジアスエースにはワゴンやコミューターの設定はされない)。

初代ハイエース(10系)|洗練されたデザインが特長

1967年に登場した初代ハイエース。ボディサイズは全長4305mm×全幅1690mm全高1890mm(数値はデリバリーバン6人乗り)と、全高を除けばシエンタにほど近いサイズであった。デザインは直線基調が常だった当時の商用車とは異なり、流れるような曲面を多用したボディパネルは、都会美に溶け込む洗練されたデザインと称されていた。

モデル構成は、デリバリーバン、ワゴン、コミューター、トラックの4系列となっており、デリバリーバンが3種、ワゴンが1種、コミューター2種、トラックは5種の全11種というワイドバリエーションを誇っている。なお、デビュー当初はスライドドア式のサイドドアは存在しておらず、68年に遅れて追加されている。

搭載されていたエンジンは当初は同時期のコロナにも搭載されていた1.3リッターと1.5リッターのガソリンエンジンで、車両のキャラクターに合わせて低速トルクを重視したセッティングに変更されていた。1971年にはコロナと同じく1.5リッターエンジンが1.6リッターエンジンに置き換えられ、1975年には非力な1.3リッターエンジンがラインナップから外れて1.8リッターエンジンが新たに追加された。

また、1971年には救急車のベースに採用され、今のハイメディックの元祖となる「トヨタ・救急車」が誕生している。それまでの救急車はクラウンのステーションワゴンがベースだったため室内スペースに制限があった(ただしシャシーやエンジンなどは別物)が、ワンボックスのハイエースになったことで室内スペースも大きく改善され、これ以降はワンボックスタイプの救急車が主流となっているのはご存知の通りだ。

1973年には現在もライバル関係となっている日産・キャラバンが登場。後発ということもあり、モデル末期となりつつあったハイエースに比べて近代的な車両に仕上がっており、販売面でも大きな壁となった。

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最終更新:11/22(水) 11:16
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