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「同性パートナーの出席、私は反対」 自民総務会長の発言にLGBT団体が反発(声明全文)

2017/11/27(月) 16:59配信

BuzzFeed Japan

天皇、皇后両陛下が開く宮中晩餐会に招かれた国賓が「同性パートナー」と一緒に出席することについて、自民党の竹下亘総務会長が「私は反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」と発言したことが波紋を呼んでいる。11月27日には、同性カップルの法的保障を求める「パートナー法ネット」が声明を発表。「発言は性的指向を理由とする差別に基づくもの」と批判し、発言の撤回・謝罪を求めた。【BuzzFeed Japan / 伊吹早織】

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「パートナーが同性だった場合、私は反対」

竹下氏が発言したのは11月23日、岐阜市内で開かれた自民党支部パーティーでの講演中だった。朝日新聞によると、竹下氏はまず異性間の事実婚に言及。フランスのオランド前大統領が事実婚の女性パートナーと宮中晩餐会に出席したことに触れ、「奥さんではないパートナーだという女性が天皇、皇后両陛下と並んで座るわけだから、どう対応しようかと宮内庁は悩んだ」と明かした。

続けて、国賓のパートナーが同性だった場合について、「私は(出席に)反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」「同性だった場合、どう対応するか。日本国として必ず近い将来、突きつけられる課題ではないか」と持論を述べたという。

発言が報じられると批判が相次ぎ、竹下氏は翌24日には「言わなきゃよかったと思っている」と弁明。姪から電話で「思うのはいくら思ってもいいけど、あれは言うべきじゃなかった」と注意されたと言い、記者団に対してこう説明した。

「いずれ議論をしなければならない時期が来るだろうが、まだ先じゃないかと思う。私の周辺にも同性のパートナーを持っている人はおり、普通に(私は)お付き合いをしている。ただ、皇室を考えた場合に、日本人のメンタリティーとしてどうかなという思いが私の中にあったものだから、ああいう言葉になって出た。言わなきゃよかったと思っている」

海外では同性愛を公表するリーダーも

実際に海外では、同性愛を公表している政治的リーダーは少なくない。アイルランドでは今年6月、同性愛を公表していたレオ・バラッカー氏が首相に就任。また同じ月にはセルビアで、初の女性で、初の同性愛者のアナ・ブルナビッチ首相が誕生した。

他にも、ルクセンブルクのグザヴィエ・ベッテル首相、アイスランドのヨハンナ・シグルザルドッティル元首相、ベルギーのエリオ・ディルポ元首相などが名を連ねる。

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最終更新:2017/11/27(月) 17:15
BuzzFeed Japan

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