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プラセンタ市場250億円突破 メカニズム解明にも道筋

11/27(月) 7:20配信

健康産業新聞

美容素材の代表格に成長

美容素材の代表格として成長したプラセンタ。プラセンタサプリの国内市場は250億円を超える規模に拡大した。化粧品分野でも原液としての利用に加え、少量配合したシリーズ美容液からヘアケア製品まで採用数が増え、需要は旺盛だ。美肌・美容だけでなく、軽微の更年期障害に対する有用性やサルコペニア(加齢による筋力の減少)対策に関する検証も始まった。

マルチなエビデンス素材へ進化

プラセンタはこれまで、作用メカニズムや、関与成分についての機能性研究が少ないとされてきた。しかしながら、体感面での評価は高く、それゆえに口コミを通じて代表的美容素材の一角を占めるまでに成長した。しかし、この状況は変わりつつある。

スノーデンは、軽微な更年期障害に関する研究成果を発表。また日本生物製材は、サルコペニア関連の研究を進めている。一丸ファルコスは、美肌作用のほかエキス中にエクソソームの存在を確認した。化粧品分野でも東京工科大学がブタプラセンタエキスによるFGF活性のメカニズムを確認したという研究発表や、ニチレイバイオサイエンスが高圧プラセンタエキスによるフィラグリン遺伝子の発現促進作用を確認したというニュースも報告されている。今後、肝機能関連、抗疲労、自律神経疾患などの研究に着手するというメーカーもある。作用機序などが明らかになるにつれ、ベールに包まれたプラセンタの機能が実証されていくことになる。

最終更新:12/7(木) 11:21
健康産業新聞