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村田諒太「守るという意識は持ってはダメ」来年4月にも国内でV1戦

11/29(水) 6:07配信

スポーツ報知

 プロボクシングWBA世界ミドル級王者・村田諒太(31)=帝拳=の初防衛戦が、来年4月頃に日本国内で予定されていることが28日、明らかになった。帝拳ジムの浜田剛史代表(57)が明かした。村田はこの日、都内の所属ジムでV1戦に向け本格始動。日本人初のミドル級世界王座防衛を目指す村田は「守るという意識は持ってはダメ。ハングリーでいなければいけない」と高い目標を設定し、自らを追い込む姿勢を見せた。

 感動的な涙の勝利から1か月余り。世界王者・村田が初防衛戦に向けて本格始動した。「チャンピオン」と呼ばれることには、まだ慣れていない様子で「うれしい反面、恥ずかしい」と照れ笑いを浮かべた。日本人のミドル級世界王者は1995年12月の竹原慎二以来、2人目。同階級で王座防衛を果たせば日本人初の快挙となる。注目のV1戦について帝拳ジムの浜田代表は「次の試合は来年4月頃、日本を予定している」と明かした。

 照準が少しずつ定まってきた。世界を手にして落ち着く時期。「五輪の金メダリストとしてプロに来たのは失敗ではなかった。ただ、そこで安心感が生まれているのは事実で、その感情と闘わなければいけない」と心境を告白。王者を目指す重圧から解放され「自由に挑戦していける」というプラスの面を実感する反面「ハングリー精神がなくなるのが怖い」と明かした。

 だからこそ、あえて高い目標を設定して“飢える”つもりだ。ベルトを守る立場に変わっても「守る意識を持ってはダメ。ハングリーでいなければいけない」と決意。世界3団体統一王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)や元世界2階級制覇王者サウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)ら世界的スターへの挑戦を愚直に目指す構えだ。「そこまでに証明しないといけないことが多い。村田が彼らと戦ってどうするんだ?という存在から、戦ったら面白い―という存在にならないといけない」と飛躍を誓った。(三須 慶太)

最終更新:12/8(金) 2:40
スポーツ報知