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日馬富士の「先輩としての義務」 暴行問題を現役引退会見で語る

2017/11/29(水) 15:56配信

BuzzFeed Japan

大相撲の横綱・日馬富士(伊勢ケ浜部屋)が11月29日、貴ノ岩(貴ノ花部屋)への暴行問題の責任を取り、引退届けを日本相撲協会に提出した。午後に福岡県太宰府市内で引退会見を開き、「横綱としてやってはいけないことをしてしまった」と謝罪した。【BuzzFeed Japan / 瀬谷 健介】

日馬富士は秋巡業中、酒を飲んだ席でモンゴル出身の幕内・貴ノ岩に暴行し、負傷させた。

その理由について「先輩横綱として弟弟子が礼儀と礼節がなっていない時に、それを正し、直し、教えてあげるのは先輩としての義務だと思っている」と語り、「行き過ぎたこと」をしたとして謝罪をしたものの、指導と思ってのことだったと説明した。

「今回のことで、彼のためになる、正しいことをしている、と思いすぎると行き過ぎてしまうと思った。本当にそれだけです」

同席した伊勢ケ浜親方=元横綱・旭富士=は「横綱という名前を汚してはいけない。私の指導不足もあるが、本人も反省して、社会貢献など頑張ってもらいたい」と話し、涙を見せる場面もあった。

日馬富士は「人様に迷惑をかけないようにする道を教えてもらった」と親方への感謝を口にした。だが、問題は起きた。

「最後に世間を騒がせてしまい、親方に申し訳ない気持ちでいっぱいです。相撲の名前が傷つかないよう、これから恩返ししていきたいです」

貴ノ岩について思うことは

報道陣からは「貴ノ岩について思うことは」との質問も上がった。

日馬富士は「怪我を負わせて、心も傷ついていると思います。心から礼儀と礼節を忘れない生き方をしてもらいたいです」と返すと、大きく深呼吸した。

本当は辞めたくないのでは。そんな質問も出た。日馬富士は横綱らしく、堂々と答えた。

「やっぱり横綱としてやってはいけないことをしてしまった。横綱らしく責任を持って、こうしたいな、ああしたいなというのはないです」

横綱という地位が、一度の酒席で失われた。土俵人生はどうだったか。日馬富士は頭を深く下げて感謝を述べた。

「16歳で家族と離れて日本にやってきた。私を支えてくれたファンのおかげで、横綱になることができた。日本を愛しています。ファンのみなさまにお詫び申し上げて、感謝、感謝、感謝を申し上げたいです」

最終更新:2017/11/29(水) 15:57
BuzzFeed Japan

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