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家に帰れない“帰宅恐怖症“の既婚男性が急増?「自分は悪い人間なんじゃないかと…」

11/30(木) 14:55配信

AbemaTIMES

(C)AbemaTV

 妻の待つ家に帰ることを怖れる、“帰宅恐怖症“の夫が増えているという。ネットアンケートでは、20~30代既婚男性の4人に1人が、帰宅恐怖症だと思っているという衝撃のデータもある。

 離婚経験がある50代の男性は「家に帰りたくないなと思うことは正直あった。帰りたくない日は朝まで飲んでいた」。別の50代男性は「カミさんが強すぎるので、旦那の方が気を遣って家によりつかないということはある。飲み、漫画喫茶、車の中で過ごしたり」と話す。

■会社経営者の鈴木氏のケース

 会社社長を務める鈴木氏(仮名)は、現在、働き盛りの40代。結婚して3年の妻と、3歳の子どもがいる。帰宅恐怖症になったのは1年半ほど前だ。前に勤めていた会社から独立・起業した頃。原因は、浮気を疑った妻の言動だった。「家でゆっくりしたいのに、いろいろ質問攻めにされた。例えば『今日どこ行って誰といたんだ』『一人って言ってたけど、領収書見たら一人じゃないだろ』とか、『領収書の金額から』とか。きつい。警察の取り調べをずっと受けているような気分だった」。

 「帰りたくないもんだから、帰宅が遅くなる。気づけば深夜2時だったこともあって。家の前まで行くけど入らないでコンビニに寄ったりとか。浮気しているならしょうがないが、していなかったのに言われると…。自分は信用されていない、と感じることが積み重なると、自分は悪い人間なんじゃないかと思ってくる」。

 心を休める場所だった自宅からは足が遠のき、やがて帰宅恐怖症になっていった。

 夫婦問題カウンセラーの高草木陽光氏は帰宅恐怖症になりやすい男性の特徴について「生真面目な人、責任感が強い人、自分の意見を伝えるのが苦手な人。何か夫婦関係で問題があった時に自分が我慢してしまうとか。そういった方はやはり帰宅恐怖症になりやすい」と説明する。鈴木氏も、まさにこのタイプだった。「思考停止する。鬱っぽくなる。動悸とかまではないけど、物事が考えられなくなる」。

 しかし、妻の行動はその後もエスカレートした。鈴木氏がどこにいて何をやっているか、スマートフォンを使って監視するようになっていった。「妻名義の2台目の携帯を持っていた。『iPhoneを探す』などの機能で位置が分かったらしい」。

 帰宅することに恐怖を感じた鈴木氏が逃げ場所の一つとして通っていたのが、新宿にあるカラオケスナック「スーさん」。長年通っていた店だったからか、マスターの鈴木睦広さんは鈴木氏が帰宅恐怖症であることに気付いていたという。「落ち込んでいる時もあったような気はする。話し込む内容を聞いていると、悩んでいるというか何か考え込むことがあるのかなという感じにみえた」と当時を振り返った。

 帰宅恐怖症は1年半におよび、奥さんとの関係はもはや修復不可能になったと感じ、別居して離婚調停が始まった。しかし、それが逆に思わぬ結果をもたらした。

 「離婚調停が進む中で、何で自分たちはこうなったとか、何がいけなかったのかを話し合うタイミングがあった」。本音で話し合ったことで、互いのいい部分を改めて認識し合い、和解できた。結果、帰宅恐怖症も克服。「前みたいに帰りたくないという気持ちはない。話し合うことが大事だが、話し合えないのが夫婦だと思う。帰宅恐怖症になる家って。不毛な話し合いにするのではなく感情的にならずに話す。お互いルールを決めて、守っているうちは互いを責めない」。

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最終更新:11/30(木) 15:08
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