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盆栽に刺さったモズのはやにえ  民家の庭で発見

12/1(金) 8:29配信

福井新聞ONLINE

 冬の積雪量を占うといわれる、モズのはやにえ。福井市の民家でちょっと変わった「はやにえ」が見つかった。トカゲらしき“えさ”が刺さっているのは庭の盆栽の枝。民家の男性は「大事な盆栽だけど、今年の冬は片付けられないな」と困惑しつつ、冬到来を感じさせる風物詩に笑顔を見せていた。

 見つかったのは同市の吉川貢さん(70)宅。28日午後4時ごろ、庭の盆栽に水をやっていて見つけた。カエデの枝に刺さったトカゲは体長約5センチ。盆栽歴7年だが、はやにえが刺さった状態を見たのは初めてという。

 盆栽は冬の間、雪が被らない場所に移動させるが「モズがえさを取りに来るかもしれない」ため、この盆栽は片付けないつもり。高さは台を含め地面から約1・1メートル。吉川さんは「この高さまで積もるか、雪が楽しみ」と話している。

 県自然保護センターによると、はやにえはモズの冬の保存食と考えられている。冬の積雪量を予測しているかどうか、科学的根拠はないという。福井地方気象台は、北陸地方で今冬の降雪量は平年並みとみている。

福井新聞社