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【女子野球】プロからの出戻りで3度目W杯を目指す“世界最強の二塁手”の挑戦

12/2(土) 17:52配信

スポーツ報知

 来年8月に米フロリダで行われる第8回WBSC女子野球W杯で6連覇を狙う、侍ジャパン女子代表「マドンナジャパン」の関東地区トライアウトが2日、都内で始まった。前週の関西地区トライアウトと同様のメニューで2日間の日程で行われる。

 書類審査を通過した53人の受検者に、“世界最強の二塁手”が帰って来た。埼玉の実業団チーム「ハナマウイ」の出口彩香(25)。2度のW杯に出場し、尚美学園大時代に出場した14年宮崎大会の決勝・米国戦では、6回(女子野球は7回制)1死一塁でセンターに抜けるかと思われたゴロを頭から飛び込み好捕、併殺で最大のピンチを救い4連覇に貢献した。

 翌年、同大を卒業した出口は女子プロ野球に進んだ。女子プロ野球リーグはレベルは高いが、全日本野球協会傘下にない独立リーグ扱いで、所属選手はW杯登録20人のうち5人前後に抑えられている。出口は16年釜山大会のメンバーから外れ、代表の夢を捨てきれず昨年末に女子プロ野球を退団。アマ選手として4年ぶりにトライアウトに戻ってきた。

 「女子プロを辞めた理由は、代表になるためだけではありません。でも、中学の頃から代表になるのが目標でした。やっぱりいいですね」実戦練習で、かつて一緒にW杯を戦った選手たちとプレーした出口は、満足そうに語った。

 この日は遊撃を守り、華麗な併殺や好プレーこそ出なかったが、状態は悪くない。「打撃も1犠打1四球1安打と良くなかったので、明日はアピールしたい」3度目のW杯へ、まずは1月に発表される代表候補約25人に残れるよう、2日目にすべてをかける。

最終更新:12/4(月) 20:57
スポーツ報知