ここから本文です

日本人になりすましていたマーベルの新編集長 ネットで炎上

2017/12/2(土) 17:10配信

BuzzFeed Japan

「アキラ・ヨシダ」という名が、現在、アメコミ界で物議を醸している。

マーベル・コミックの新編集長C.B.セブルスキー氏が、過去に「アキラ・ヨシダ」という日本人のペンネームを使ってライター業をしていたことを告白したのだ。

アメコミ実写映画「中の人」トレーニングの裏側

名前を変えてコミックなどを制作している人は珍しくはない中、セブルスキー氏のこの告白はアメコミ界の人々の怒りを引き起こしている。その理由とは。【BuzzFeed Japan / Rachael Krishna、山光瑛美】

マーベル・コミックやダークホースコミックス、ドリームウェーブといったアメコミ界を代表する出版社で制作に携わり、西洋読者が求める内容を書ける非白人ライターと称されることもあった、アキラ・ヨシダ。

『Conan and the Demons of Khitai』、『X-Men: Age of Apocalypse』、『Thor: Son of Asgard』など人気作品を原作してきたことで知られていた。

ヨシダが書いたストーリーの多くは、日本を舞台にしたり、東アジアらしき要素を盛り込んでいたりしている。

そんな中、11月28日に衝撃的なニュースが飛び込んできた。

マーベル・コミックの新編集長C.B.セブルスキー氏が、13年前にアキラ・ヨシダというペンネームを使っていたことを、コミックの情報サイトBleeding Coolに告白したのだ。

記事を執筆したBleeding Coolの創立者リッチ・ジョンストン氏によると、セブルスキー氏は2000年代初期、マーベル・コミックの編集者だった。

編集とコミックライターの兼業は規約で禁じられていたため、架空の人物という抜け穴を使って、編集者の仕事をしつつライター作業をやっていたという。

過去にも、セブルスキー氏がヨシダを装っている疑惑が浮上していた。セブルスキー氏は当時、「アキラ・ヨシダは実在する人物だ」と否定していた。

他にもマーベル・コミックの社員やアメコミ界の関係者でヨシダの存在を証言する者はいたが、本人に直接会ったことがないという告白もあった。

会ったとことがあると発言していた人々は、同じ会社で働いている日本人の翻訳者と混同していた、と後に言い直している。

1/3ページ

最終更新:2017/12/2(土) 17:29
BuzzFeed Japan