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会社に壊されない生き方 (12) ── だれもが「被害者」で「加害者」だ

12/4(月) 19:00配信 有料

THE PAGE

 会社で人が壊されてしまう原因は、過重労働を強いる会社にあるのか、それとも従業員の性格や働き方にあるのか。精神科医で、書籍『仕事なんか生きがいにするな』(幻冬舎)の著者である泉谷閑示さん(55)は、大多数の日本人のなかにある「ムラ」的な精神構造がその原因だと指摘し、「だれもが加害者にも被害者にもなりうる」と警鐘を鳴らす。そもそも、会社に属して働くことの意味とは何なのか。泉谷氏に話を聞いた。


■「ムラ社会=会社」が「ムラ人=従業員」を壊す

 「ムラ社会」とは、「そこに所属する人が、均質、同質であることを求める社会」です。よく『同調圧力』という言葉が使われていますが、同調するからこそムラであり、ムラにいるからには同調しないといけないわけです。

 今年のはやり言葉の「忖度(そんたく)」は、ムラ社会に必須のスキルです。空気を読み、組織の秩序を乱さないように、飲み込むものは飲み込み、ごまかすものはごまかすという行動が、日本人のなかに染み付いています。
 
 「ムラ社会」である会社に勤める従業員は、「ムラ人」なので会社に隷属します。無理難題を命じられても、従業員は文句も言えずに引き受けて、しばし過重労働に陥るのです。本文:2,057文字 この記事の続きをお読みいただくには、THE PAGE プラスの購入が必要です。

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最終更新:12/8(金) 5:55
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