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大谷、ヤンキース拒否のワケ GMもびっくり「こんな選手が出てくるとは思いもしなかった」

12/4(月) 16:56配信

夕刊フジ

 ポスティングシステムでメジャー移籍を目指す日本ハムの大谷翔平投手(23)が3日(日本時間4日)、ヤンキースに対し、契約の意思がないために面談を行わないことを通知した。大リーグ公式サイトなどの米メディアが報じた。

 大谷は、滞在先のロサンゼルスで、4日(同5日)にも米球団との面談をスタートさせる予定だが、ヤンキースは交渉の席につけなかった。キャッシュマンGMは「事前に大谷に提出した我々の資料はとても評価されたが、大谷は西海岸か、市場規模が小さい球団を好んでいる、との理由で断られた」と認めた。

 ヤンキースは大谷の二刀流を容認する姿勢を早くから表明し、レンジャーズに次ぐ350万ドル(3億9500万円)の契約金を用意。面談となればOBの松井秀喜氏を動員する可能性も伝えられ、最も大谷獲得に熱心で米国では本命視されていた。

 「この2、3日でうちは選ばれないのではと感じていた。東海岸で大きい市場規模のチームであるという事実は変えられない。カネはいらないがメジャーでプレーしたいと言った選手は初めてだ。こんな選手が出てくるとは思いもしなかった」とキャッシュマンGMは肩を落とした。

 米メディアもメジャー最高の人気球団からの誘いを断り、マイナー球団を志向する大谷の判断にびっくり。ヤンキースの地元紙ニューヨーク・デーリー・ニューズは「日本のベーブ・ルースはニューヨークに来ない」と失望まじりに報じた。

 ヤンキース以外にも契約の意思のない球団には面談をしないことが伝えられた。大リーグ公式サイトや複数の米報道によると、争奪戦から脱落したのはツインズ、ブルージェイズ、アスレチックス、レッドソックス、ダイヤモンドバックス、メッツ、ブルワーズ、パイレーツ、ホワイトソックス、レイズ。

 大谷が契約を検討している球団は絞られてきた。CBSスポーツなどによると、有力視されるのは、マリナーズ、パドレス、ジャイアンツ、レンジャーズなど。大リーグ公式サイトによるとドジャース、カブスも候補に残っているという。ニューヨークタイムズ紙はエンゼルスも候補に挙げている。

 マリナーズは早くから大谷にラブコールを送ってきた。日本人投手の先駆者・野茂英雄氏がアドバイザーを務めるパドレスも候補に含まれている。ジャイアンツには強打のエース左腕バムガーナーがいる。

 大リーグ公式サイトは「大谷は日本人選手が所属し、活躍している球団も好まないようだ」などとも報じている。有力候補とされていたドジャースは西海岸球団だが、市場規模は大きい球団である。

 レンジャーズの地元メディアは「いまのところ大谷側から連絡はないが、面談お断りの通知も受け取っていない」と報じている。

最終更新:12/4(月) 17:19
夕刊フジ