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大分で「こども屋台選手権」 グランプリに神崎小「いちじくカレーまん」 /大分

12/4(月) 16:31配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 JR大分駅府内中央口広場で12月3日、「第5回こども屋台選手権2017」が開かれ、大分市立神崎小の「いちじくカレーまん」がグランプリに輝いた。(大分経済新聞)

いちじくカレーまんでグランプリに輝いた神崎小

 NPO法人地域の宝育成支援センター、こども屋台選手権2017実行委員会が主催の同イベントは今回で5回目。今年は大分市を中心に、国東市、宇佐市、佐伯市、玖珠郡、中津市、豊後大野から計22チームが参加。県や地元の食材を使った創作料理とアイデアを凝らした集客などで、来場者と審査員の投票数を競った。

 当日は天気にも恵まれ、子どもたちの家族や市民ら約5000人(主催者発表)が来場。屋台選手権のほか「パフォーマンスキッズ」も開かれ、ステージの上で子どもたちがダンスや歌などを披露し、会場を盛り上げた。

 10時30分の開店と同時に、各店舗から威勢の良い声と作りたて料理の香りが会場中に広がった。手作りの看板や飾り付けを施した屋台の前で、そろいの衣装を身にまとった子どもたちが「いらっしゃいませ!」と大きな声を張り上げた。大分市高崎から来場した深田俊文さん(70)と知子さん(70)夫妻は「西の台スイーツ」のさつまいもスティックに投票。俊文さんは「孫を応援しに来た。付け合わせのみかんジャムがおいしかった」と表情を緩めた。

 15時30分からの表彰式では審査員賞に続いて上位3位を発表。グランプリに「いちじくカレーまん」が選ばれたほか、準グランプリに大分市立金池小の「オムそばめし」、3位には国東小の「姫だこ飯バーガー」が入った。

 「いちじくカレーまん」は、神崎小の地元、田の浦のイチジクと農薬不使用の野菜を煮込んで作ったカレーを県産小麦などを使った皮で包んだオリジナル商品。会場に蒸し器を持ち込んでその場で出来たてを提供した。グランプリの発表に子どもたちは喜びを爆発させ、同小5年の芳井慧士君は「表彰式でチームの名前を呼ばれた時は本当にびっくりした。味付けも良かったし、移動販売や屋台前の宣伝もうまくいったと思う」と賞状を手に笑顔を見せていた。

 同イベントは、大分県内の小中学生を対象に、想像力、コミュニケーション能力、責任感、感謝の心、就労観などを育成しようと2012年から行われている。仲間と協働して新しい郷土料理を考えて作るだけでなく、提供、販売、どのように利益を出すかまでを計画し、実践する。

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