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たばこ税、1本3円増税へ=来年度から段階的に―政府・与党

12/4(月) 16:53配信

時事通信

 政府・与党は4日、たばこ税を1本当たり3円増税する方針を固めた。

 消費減少による税収の急激な落ち込みを避けるため、2018年度から21年度まで3回に分けて1円ずつ段階的に引き上げる。通常の紙巻きたばこより税率が低く、近年急速に普及が進む「加熱式たばこ」も増税する方針で、14日にまとめる18年度与党税制改正大綱に盛り込む。

 紙巻きたばこにかかる税金は現在1本当たり約12.2円。10年10月に1本3.5円引き上げており、増税は8年ぶりとなる。たばこ税の16年度の税収は国税分と地方税分を合わせて約2兆1000億円に達し、3円の増税で2000億~3000億円の税収増が見込まれる。

 紙巻きたばこの増税は18年10月から実施の予定。景気に与える影響を配慮して、消費税率が10%にアップする19年度は見送り、20年度と21年度に再び1円ずつ引き上げる方向で検討している。

 増税分が小売価格にそのまま転嫁された場合、1箱(20本入り)単位では1年で20円、3年間で計60円値上がりする。代表的な紙巻きたばこであるJTの「メビウス」の小売価格は、現在の1箱440円から500円に上がる計算だ。 

最終更新:12/4(月) 17:00
時事通信