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【阪神JF】石橋騎手、オルフェーヴル産駒のラッキーライラックを「守りに入らず」無傷3連勝に導く

12/5(火) 6:05配信

スポーツ報知

◆第69回阪神JF(12月10日・芝1600メートル、阪神競馬場)

 阪神ジュベナイルフィリーズ(10日)には、新種牡馬オルフェーヴルの産駒2頭が駒を進めてきた。アルテミスSの覇者、ラッキーライラックは、同じ父を持つロックディスタウンに並ぶ主役候補の一頭。関西馬ラッキーライラックの手綱をデビュー戦から執るのは美浦の石橋脩騎手(33)。15年目の今年、キャリアハイの白星を重ね、G1に有力馬で臨む今の思いを直撃した。(取材・構成 石野 静香)

 ―阪神JFでコンビを組む関西馬のラッキーライラック。デビュー戦は8月の新潟でした。

 「レース本番で初めて乗る新馬戦はなかなかないのですが、反応させた時の動きの切り替わりと、スピードの乗り方が良かった。いい馬だなという感じがしましたね」

 ―アルテミスS(東京)では好位から最速の上がりをマークしての勝利。

 「周りを気にしていたし、馬場(良発表だったが、雨中のレース)も気にして、返し馬からミスステップするようなところがあった。気負いがあったような気がする。(レースでは)ガツンと引っかかったわけではないから、我慢できるなという範囲。能力を再確認できました」

 ―今回は初めての阪神。

 「右回りは初めてってだけで、駄目とかはないと思う。走る馬は走るから。そんなに気にしていない」

 ―新種牡馬オルフェーヴル産駒の特徴は?

 「他にレースで乗ったことがないので分からないけれど、この馬自身の気性は問題ありません」

 ―無傷の3連勝でのG1制覇がかかります。

 「結果が求められる馬ですし、その期待に応えたい。ただ、馬は競走馬生活が始まったばかり。今後の糧になるようないい競馬をしてあげたいという思いもある。でも、結果を出さなければ、駄目な世界。結果を残さないと人馬ともにチャンスはない。難しいところなんですけどね」

 ―今年はキャリアハイとなる62勝をマーク。好調の要因は?

 「積極的に乗る競馬を心がけています。今までもそういうつもりで乗ってきましたが、気付かなかったところで後手に回る部分が多く、感覚がつかめてなかった部分があった。積極的に乗るというのは、先手を取るということ。そういうところがつかめて、結果が伴ってきたんだと思います。後ろから行くにしても、ただ周りに影響されて下がるわけではなく、自分がしたいようにコントロールして乗れるようになりました」

 ―ラッキーライラックの騎乗についてもそうですか。

 「初戦は正直ゲート次第のところはあったのですが、しっかり前に出して、行った馬の後ろで控えられたらな、というのはありました」

 ―勝てば、12年天皇賞・春(ビートブラック)以来のG1タイトルです。

 「G1だからって守りに入るのではなく、きちんと馬に意志を伝えて、思い描いた競馬ができればなと思います」

 ◆石橋 脩(いしばし・しゅう)1984年4月3日、東京都生まれ。33歳。美浦・柴田政人厩舎から03年3月にデビュー。1年目に25勝をマークし、民放競馬記者クラブ賞(関東新人騎手賞)を受賞。15年12月からフリー。13、16年にフェアプレー賞受賞。JRA通算556勝。うち重賞は12年天皇賞・春(ビートブラック)を含む11勝。今年は62勝を挙げ、関東リーディング5位(4日現在)。166センチ、51キロ。血液型A。

最終更新:12/5(火) 10:07
スポーツ報知

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