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東大式麻雀、健在!井出洋介が61歳で初優勝/麻雀・将王決定戦最終日

12/4(月) 17:57配信

AbemaTIMES

 麻雀プロ団体の1つ、麻将連合の最高峰タイトル・将王を争う第15期将王決定戦の4日目(最終日)が12月3日、麻雀スリアロチャンネル(FRESH!ほか)で放送され、井出洋介が2位から逆転で初優勝を果たした。「東大式」で各メディアに登場し一時代を築いた井出も、今年で61歳を迎えていたが、引退をかけて臨んだリーグを勝ち抜き、初優勝までもぎ取った。

 14年越しの初優勝だ。1997年に麻将連合を立ち上げ、プレイヤーとしても活躍し続けてきた。それでも縁がなかった、団体最高峰の将王の座。初めて手にした後にコメントをもとめられると、14年前の思い出が浮かんできた。「14年前の第1期決定戦で、原(浩明)さんと僕が競っていて、最後に2局連続で満貫ツモされて負けました。『まあ、いいや。そのうち勝てるだろう』と思っていたら勝てなくて、やっと勝たせてもらった感じです」と、感慨にふけった。

 テレビの地上派放送では、東大卒という経歴もあり対局解説で一躍有名になった。麻雀プロの代表格として活躍してきた井出も、現在61歳。今季、リーグ戦で下位リーグに落ちたら現役を引退するつもりでいた。「61歳でリーグ戦優勝って、もしかしたら最年長記録じゃないかな。これからは高齢者の星とならねばならない歳になりました」と笑った。長時間の対局で、素早い打牌の中で集中を保ち、的確な判断が求められるのが麻雀プロの世界。「歳を取ってくると、だんだんチャンスも減ってきますから。一生懸命やったから、神様が後押ししてくれたのかな」と優勝の味をかみ締めた。

 プレイヤーには高齢者も多い麻雀の世界。若者から高齢者まで、同一条件で戦えるのは麻雀を始めとする頭脳スポーツの大きな魅力だ。「来年はディフェンディングで、負けても翌年はリーグに出られます。(現役は)あと2年は保証されました」。この日の強さを見る限り、あと2年で一線を退くようなことはない。

【最終成績】
1位 井出洋介
2位 藤原健
3位 武則輝海
4位 忍田幸夫

 ◆麻将連合 通称μ(ミュー)。1997年設立。最高位戦代表(当時)だった井出洋介が設立。所属プロは計63人。主なプロは忍田幸夫代表、井出洋介のほか小林剛、草場とも子らが所属している。主なタイトル戦は、将王、BIG1、M1。

最終更新:12/4(月) 17:57
AbemaTIMES