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「幻の東京五輪」酒杯公開 きょう5日から安田城跡資料館 

12/4(月) 22:15配信

北日本新聞

■破損なく状態良好

 1940(昭和15)年に開かれる予定だった「幻の東京五輪」の記念酒杯が、5日から富山市婦中町安田の安田城跡資料館で展示される。破損がほとんどない良好な状態で、都内の収集家が出品した。同市総曲輪で出土した同じ酒杯の破片と共に並べ、見比べてもらう。来年1月14日まで。

 新たに展示する酒杯は、口径5・5センチ、底径2・1センチ、高さ3センチ。昭和10年代に作られた美濃焼で、「ORINPIKU」の銘や五輪マーク、日章旗が刻まれている。五輪の記念グッズとして、酒屋などが得意先に配ったとされている。流通量が少なく、破片も含めて国内の博物館で紹介されるのは珍しいという。

 市埋蔵文化財センターは、7月から同館で酒杯の破片13点を公開。来場者から「実物を見たい」との声が相次いだため、保存状態の良い酒杯を探していた。

北日本新聞社

最終更新:12/4(月) 22:15
北日本新聞