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<富山電気ビル>昭和天皇が宿泊したホテルがリニューアル

12/5(火) 9:24配信

毎日新聞

 富山電気ビル(富山市桜橋通り、山田岩男社長)の4階は改装工事が終了し、1日、オープンした。リニューアルはホテル部門を廃止し貸室とした1974年以来43年ぶり。

 同ビルは1936年開業。45年8月の富山大空襲でも戦火を逃れ、戦後は進駐軍が接収した。58年には昭和天皇ご夫妻が宿泊されたという歴史がある。

 8月末から約1億5000万円をかけて、4階のロビーや廊下、8室をリニューアル。クラシックな外観のムードを生かし、落ち着いた空間にした。真ちゅうの金具などは従来の雰囲気に近いものを採用。床、壁、照明などは部屋ごとに変化を付けた。

 昭和天皇が宿泊された際、祝賀に集まった市民に窓から手を振られたという2号室は非公開だったが、これを機に貸室として利用する。富山市の洋画家、藤井武さんが描いた同ビルの絵画も展示している。

 山田社長は「これまで以上に高いクオリティーのサービスを提供したい」と話している。【青山郁子】

最終更新:12/5(火) 9:24
毎日新聞