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巨人・野上、つかみは“チャーミー”会見で笑いのコーナー突く

12/5(火) 6:00配信

スポニチアネックス

 国内フリーエージェント(FA)権を行使して西武から巨人に移籍した野上亮磨投手(30)の入団会見が4日、都内のホテルで開かれた。3年総額約4億5000万円で契約を結び、背番号は「23」に決まった。会見には高橋由伸監督(42)も同席。開幕ローテーション入りと2桁勝利を期待した。

 高橋監督のユーモアにユーモアで返した。野上が投球さながら「ひょうひょう」と答える。

 高橋監督「現役最後のシーズンにホームランを打っているので、少し上からものが言えるかな。1年間ローテーションを守って、2桁勝ってもらいたい」

 野上「ホームランを打たれましたけど、見逃し三振も取っています(笑い)」

 高橋監督「それは覚えてないね(笑い)」

 通算対戦成績は3打数1安打。球場外では初対面だった2人のやりとりに、会見場は笑いに包まれた。

 高橋監督が評価したのが抜群の制球力だ。11勝を挙げた今季は24四球。パの規定投球回到達者で最少だった。交流戦で対戦した感想を「コントロールの良さが一番の特長。より力強くなっている」とし、「30歳。まだまだ伸びる」と期待した。

 野上のトークは、配球のように小気味良く笑いのコーナーを突く。背番号23の感想は「日産やん!と思った」。「に、さん」の響きから、巣立った社会人チーム・日産自動車を連想した。3月に結婚した元「モーニング娘。」の石川梨華が大の阪神ファン、という質問が飛ぶと「結婚して僕の考えについてきてくれる。特に阪神戦は頑張りたい」と言った。来季開幕カードは、その阪神が相手だ。

 女性人気の高い中性的な顔立ちで、チャーミングな受け答え。最後はきりっと言った。「2桁勝ちたい。注目される球団なのでプレッシャーを力に変えたい」。チャーミーの愛称を持つ愛妻と、勝って笑う。 (神田 佑)

 ◆野上 亮磨(のがみ・りょうま)1987年(昭62)6月15日、福岡県生まれの30歳。神村学園(鹿児島)3年時にセンバツ準優勝。日産自動車を経て08年ドラフト2位で西武入団。今季は13年と並ぶ自己最多の11勝。通算207試合で53勝56敗2セーブ、防御率4.03。1メートル77、74キロ。右投げ右打ち。