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<JR四国>観光列車乗り継ぎ名所巡るツアー企画

12/5(火) 10:32配信

毎日新聞

 JR四国は来年4月、観光列車を乗り継いで四国の観光地を巡るツアーを催す。他のJR各社のような豪華寝台列車を持たないが、四国4県の観光列車を乗り継ぎながら各地のホテルに泊まる旅行を提案する。JR四国が複数の観光列車を活用したツアーを企画するのは初めてという。【岩崎邦宏】

 ツアーは「観光列車で巡る『四福(しふく)の物語』」。土讃線の「四国まんなか千年ものがたり」や予讃線の「伊予灘ものがたり」などの観光列車のほか、在来線やバスを利用し四国の景観や食、伝統文化、歴史を体感できる内容にする。季節ごとにテーマを設定し、夏以降もツアーを売り出す。

 4月1日出発の「桜の章」(2泊3日、食費、宿泊費込みで12万5000円から)は、四国まんなか千年ものがたりなど三つの観光列車に乗って高知県立牧野植物園(高知市)の夜桜などを見学。愛媛、高知両県にまたがる四国カルストで夜空を眺めたり、チャーター船による八幡浜湾(愛媛県)のクルージングを楽しんだりする。

 11日出発の「四国の伝統文化・維新の章」(3泊4日、同17万5000円から)は、香川漆器を手がける人間国宝・山下義人さんとの漆器作りや、琴平町である四国こんぴら歌舞伎大芝居の観劇などもある。

 いずれも添乗員が案内し、定員24人。12月15日~来年1月19日に受け付け、応募多数の場合は抽選になる。

 観光列車を巡っては、JR東日本の「四季島(しきしま)」、JR西日本の「瑞風(みずかぜ)」など各社が豪華寝台列車を投入。2泊3日で100万円を超えるプランもあるが、平均予約倍率が数十倍に上ることもある。

 一方、日帰りの観光列車しかないJR四国は複数の列車を組み合わせた。半井真司社長は「観光列車を乗り継ぎながら、ワンランク上のホテルに泊まる豪華な旅行を体験してほしい」と話している。

最終更新:12/5(火) 10:32
毎日新聞