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オリックス、来季FA取得見込みの西に“親心”単年契約

12/5(火) 7:00配信

サンケイスポーツ

 “親心”更改-。オリックス・西勇輝投手(27)が4日、大阪市内の球団施設で1000万円減の年俸1億2000万円で契約更改した。来季中に国内フリーエージェント(FA)権を取得見込みで、球団は複数年契約を提示したいところだったが、今季5勝の成績では年俸ベースが低くなると判断し、“自重”した格好だ。

 お前の力はこんなものじゃない、という“親心”だ。西が1000万円減の年俸1億2000万円でサイン。来季中に国内FA権を取得予定という状況で、単年契約とした真意を森川球団本部長補佐が明かした。

 「貴重な戦力であることは間違いない。ですが、今年の成績をベースに複数年を提示するとなると、彼にとってはいい条件にならない可能性がある。(西には)そういう説明をしました」

 3年連続2桁勝利を挙げてきた右腕だが、今季は左手首骨折もあり、5勝(6敗)止まり。そこで、球団は西に意図を伝え、複数年契約の提示を“自重”した。同本部長補佐は「用意はある」とFA権を取得次第、慰留に努める方針も明言。今後の複数年契約を念頭に置いているとした。

 西は会見で「人生は1度切り。野望じゃないですけど、それ(FAなど)が、モチベーションになれば。西がいないとダメって言われるように頑張りたい」と力強く言った。下交渉ではポスティングシステムが話題にあがるなど、数年前からメジャー志向を抱く。FA権行使も選択肢に入れている。あえて単年契約を提示した球団の方針が、どう出るか-。少なくとも本人にとって、来季復肩への刺激になったことは確かだ。