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公道カート、規制強化へ 赤尾灯やベルト義務化 国交省

12/5(火) 15:09配信

朝日新聞デジタル

 外国人観光客らに人気の「公道カート」について、国土交通省は5日、シートベルトや尾灯などの装備を義務づけることを決めた。新車だけでなく、一部は使用中のカートにも義務づける。年度内に道路運送車両法に基づく安全基準を改正する。

【写真】東京・渋谷の街中を連なって走る公道カート

 公道カートは遊園地のゴーカートに似た形で、車体の安全基準を定める道路運送車両法上は「原動機付き自転車」扱いのため、シートベルトの装備は義務ではなかった。外国人旅行者らがゲームのキャラクターの格好で走行するなど人気だが、車高が低いため周囲の車から見えにくく、事故を不安視する声が出ていた。

 このため国交省はシートベルトのほか、周囲から視認しやすい高さ1メートルほどの構造にすることを求め、その上部に赤の尾灯をつけることも義務付ける。新車だけでなく既存車にも改修を求めていく。

 また新車に対する規制として、衣服などがタイヤに巻き込まれることを防ぐフェンダー▽頭部を衝撃から守るヘッドレスト▽衝突時に運転者の胸部を守るための衝撃吸収機能を備えたハンドルの装備を求める。

 国交省によると、カートは現在国内に1千台弱あり、大半がレンタル業者の所有。昨年は3件の人身事故が確認された。(伊藤嘉孝)

朝日新聞社