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<スシロー>「海外進出を加速」水留社長

12/5(火) 17:05配信

毎日新聞

 回転ずし最大手のスシローグローバルホールディングス(GH)の水留浩一社長は5日、「スシローのロゴを世界中で見られるようにしたい」と述べ、年に1~2カ国のペースで海外での新規出店を進める考えを明らかにした。経営統合に向けて協議している業界5位の元気寿司はアジアを中心に167店舗(9月末時点)を展開しており、そのノウハウを生かして海外進出を加速する。

 大阪府吹田市の本社で報道陣の取材に答えた。水留社長は経営統合について「元気寿司は海外にプラットフォーム(経営基盤)があり、協力関係はプラスになる」と期待。将来的には世界の主要都市に出店したいと意欲を見せた。スシローGHは国内に482店舗あるが海外は韓国の7店舗にとどまっており、来年春には台湾に進出する予定だ。

 国内では、空白域となっていた都市部への出店を本格化させる。同社の標準的な店舗モデルは200席程度の大型郊外店だが、今後は新たに小規模な駅前店や商業施設内のフードコートで「回転しない」新形態での出店を目指すと明らかにした。同社によると国内のすし業界の市場規模は1・5兆円で、そのうち回転ずしは約6000億円を占める。水留社長は「まだ9000億円の市場が残っている」と指摘。郊外型と都市型を合わせ、国内800店まで増やせる余地があると述べた。

 また、現在、100円回転ずし業界で同社と元気寿司を足して4割超のシェアを占めており、経営統合後は5割を目指すとした。【岡奈津希】

最終更新:12/5(火) 17:32
毎日新聞