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「蔵王スター」今年産で最後 国産ワインラベルに新基準

12/5(火) 18:22配信

朝日新聞デジタル

 地名を冠した国内産のワインのラベルが次々と変わりそうだ。「地名を書くなら、ブドウの大半はその土地のものに」。国税庁が来年秋からそんな新基準を設けるためだ。地元だけでブドウを集めるのが難しいワイナリーは、ワイン名を「社名」にするなどの対応策を採り始めている。

【写真】販売終了が決まった「蔵王スター」=山形県上山市のタケダワイナリー

 山形県上山市のタケダワイナリー。1979年の発売から約1300万本を売り上げた「蔵王スター」が、今年産を最後に姿を消す。赤ワインが、蔵王から少し離れた天童市産のブドウを主に使っているためという。

 岸平典子社長(51)は「天童市は蔵王山麓(さんろく)から離れるという見方があった。親しまれてきた名前だが、変えるべきだと思った」と話す。「日本ワイン造り手の会」の一員として新基準の策定に携わったことも判断を後押しした。後継として赤は「タケダワイナリー・ルージュ」、白は「同・ブラン」として出す予定。

朝日新聞社