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<認知症の母暴行>60歳男性を不起訴 名古屋地検

12/5(火) 18:09配信

毎日新聞

 認知症の母親(当時86歳)に対する暴行容疑で愛知県警に逮捕された名古屋市中村区の契約社員の男性(60)について、名古屋地検は1日付で不起訴とした。地検は理由を明らかにしていないが、捜査関係者によると、暴行は偶発的だった上、男性が母親の介護を続けていたことが考慮されたとみられる。

 男性は11月12日午後3時半ごろ、自宅玄関で母親の頭を平手打ちするなどしたとして逮捕された。母親は間もなく死亡したが、司法解剖で死因は急性心筋梗塞(こうそく)と分かり、県警は暴行との因果関係はなかったと判断していた。

 県警によると、男性は母親と2人暮らし。6月以降、母親が行方不明になるなどして、県警が計14回対応していた。男性は県警の調べに「外出を止めたが、言うことを聞かなかったので暴行した」と供述していた。【野村阿悠子、斎川瞳】

最終更新:12/5(火) 18:09
毎日新聞