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はしだのりひこさんの通夜に約400人別れを惜しむ

12/5(火) 19:54配信

スポーツ報知

 「悲しくてやりきれない」などのヒット曲で知られるフォークグループ「ザ・フォーク・クルセダーズ」のメンバーだった歌手・はしだのりひこ(本名・端田宣彦)さん(享年72)の通夜が5日、京都市伏見区のセレマ稲荷シティホールで営まれた。

 祭壇は、白い花で自身のヒット曲「風」の文字がかたどられ、生前に愛用したアコースティックギターなどが飾られた。「花嫁」、「風」などのヒット曲が流れる中、約400人の参列者が別れを惜しんだ。

 弔辞を読んだ「スーパーマリオブラザース」などの生みの親である任天堂代表取締役フェローの宮本茂氏(65)は、「家が近所で、町内の運動会ではエスカレートして、本陣を構えてディレクターズチェアを持ち込んで、必勝法を考えていた。地蔵盆でもあつかましいお願いに嫌な顔をせず『花嫁』を歌ってくれた。きさくにみんなを楽しませてくれる人でした」と話した。

 はしださんは、20年ほど前からパーキンソン病を患っていた。今年5月には急性骨髄性白血病を発症。抗がん剤治療により回復したものの、体力の低下などにパーキンソン病が悪化。緩和ケア病棟に移り、最期は家族や友人らに囲まれて、穏やかに息を引き取ったという。

 50年近く付き合いがあった元マネジャーの田所資裕さん(65)は「根っこは優しいけど、外に出すものは激しかった」と振り返った。最後に会話したのは夏頃。田所さんが愚痴をもらすと、「人間はみんなアホなんやから」、「頑張れ」などと叱咤(しった)激励されたといい、涙を流した。

 葬儀・告別式は6日に同所で。

最終更新:12/6(水) 16:51
スポーツ報知