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【ロッテ】ドラ1安田、幸村魂で本塁打王「信念を持って」

12/6(水) 6:04配信

スポーツ報知

 ロッテのドラフト1位、安田尚憲内野手(18)=履正社高=が5日、球界の真田幸村を“襲名”した。この日は都内のロッテ本社で行われた新入団選手発表会に、育成を含む7選手とともに出席。好きな武将である幸村に自らをダブらせ「自分の信念をしっかり持ってやり遂げる。自分もしっかりプロの世界で戦います」と決意表明した。

 いざ、“安田丸”の出陣式だ。甲ちゅうをユニホームに、かぶとを帽子に、やりをバットに持ち替えて見参した。昨年のNHK大河ドラマでも描かれた幸村は、日本(ひのもと)一の兵(つわもの)とおそれられた伝説の戦国武将。戦況が悪くなっても、豊臣家への忠義を尽くす幸村の姿が、チームプレーを重んじる安田の心に響いた。

 14、16年の全国高校駅伝を制した大阪薫英女学院高の陸上部監督を務める父・功さんが社会科教諭である影響で、日本史の魅力に引き込まれた。司馬遼太郎の著書を愛読し、小学校時代に「梟(ふくろう)の城」を読破したほど。「(試験は)ほとんど満点です」。その中でも最もひかれたのが幸村。生き様や戦術に、野球に通じるものを見いだした。

 強固な信念は揺るがない。高校通算65本塁打を誇る大砲。「高校時代からホームランにこだわってやってきました。(目標は)近い将来のホームラン王です」。チームでは86年落合以来のキング奪取を誓った。背番号は5。18歳の侍が、厳しいプロの世界へ駆け出した。(田島 正登)

 ◆真田幸村とは 戦国時代の武将で本名は信繁。信濃上田城主の真田家に生まれ、父・昌幸とともに豊臣家に仕えた。関ケ原の戦いでは兄・信之とたもとを分かって西軍についたが、敗退して高野山に幽閉。1614年の大坂冬の陣で大坂城の一角に「真田丸」と呼ばれる砦(とりで)を造り、翌年の夏の陣で徳川家康軍を追いつめるも最後は討ち死に。16年のNHK大河ドラマで三谷幸喜氏脚本、堺雅人主演で生涯が描かれた。

最終更新:12/6(水) 6:04
スポーツ報知