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楢葉に薬局開設へ 県協議会設立し初会合

12/5(火) 9:15配信

福島民報

 東京電力福島第一原発事故による避難指示が解除された地域で薬局の再開が進んでいない問題で、福島県は4日、楢葉町への薬局開設に向けた協議会を設立した。同日、町役場で初会合を開いた。
 県の避難地域薬局開設支援事業の一環で、飯舘村に次いで2カ所目。地元薬局の再開や新たな民間企業の進出が見込めない地域での薬局開設に向け、経営の在り方や開設の時期、薬局の機能などを協議する。
 会合には県や町の担当者、薬剤師、医師ら約20人が出席した。木村隆弘県薬務課長があいさつし、県の担当者が避難地域薬局開設支援事業の概要を説明した。設置要綱を承認した後、楢葉町の保健、福祉、医療の現状や課題、開設される薬局の役割などについて意見を交換した。
 次回協議会は来年1月から2月にかけて開催する予定。
 県は避難指示解除後も薬局がない楢葉、富岡、浪江、飯舘の各町村に2020年度までに1カ所の薬局開設を目指している。NPO法人などによる運営を想定し、従来の調剤業務に加え、帰還した住民の健康管理や地域包括ケアの機能を担う次世代型の薬局を目指している。

福島民報社

最終更新:12/5(火) 11:40
福島民報