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エリートは「打たれ弱い」って本当?

12/5(火) 17:45配信

All About

◆「エリートは打たれ弱い」は本当か?

優秀な頭脳をもって、数々の競争に勝ち抜いてきたエリート。そうしたエリートに期待を寄せる人は多く、経営幹部からは「今年は東大生を10人採用した」「彼はハーバード帰りなのですよ」と期待を滲ませた発言をよく耳にします。

一方で、私のもとには「せっかく一流大学の学生を採用したのに、思ったような活躍が見られない。なぜなのか?」「期待していたのにすぐに辞めてしまった。打たれ弱いのか?」という質問もよく寄せられます。

周囲からの期待が大きいと、それだけストレスもかかりますが、そもそも「頭の良さ」と「打たれ強さ」には、関係があるのでしょうか?

◆「頭の良さ」と「打たれ強さ」は関係ない

長期目標を達成するための忍耐と情熱を意味する「Grit(グリット:不屈の精神)」研究で一躍有名になったのが、米・ペンシルベニア大学の心理学者であるアンジェラ・リー・ダックワース博士です。

博士らの研究(※1)では「失敗や逆境に関わらず仕事に関心を持ち努力し続け、そうしたプロセスさえも楽しめるGritは、知性とは関係がない」ことが確認されています。

◆Grit(不屈の精神)を測定する8項目:ペンシルベニア大学のホームページで自己診断!

話を進める前に、この「Grit」は、どんな項目で測るのでしょうか?

ダックワース博士の所属先であるペンシルベニア大学のホームページ(※2)で、オンライン調査の一環として、現在、Gritの高さが無料で測定できるようになっています。

下記に出て来る8つの設問を出てくる順番に翻訳しましたので、ぜひ実際に自己診断してみてください。回答は「とてもよくあてはまる」「大体あてはまる」「ややあてはまる」「あまりあてはまらない」「全くあてはまらない」の5段階です。

1問目:新しい考えやプロジェクトのため、それまでの考え/プロジェクトに関心がなくなることが時々ある
2問目:妨げがあっても、くじけることはない
3問目:短期間、特定の考えやプロジェクトに没頭した後で興味を失うことがある
4問目:私は努力家である
5問目:目標を設定しても、後に、その目標とは異なるものを追うことがよくある
6問目:完了するのに数か月以上かかるプロジェクトに集中し続けることは難しい
7問目:始めたことは、やり遂げる
8問目:私は勤勉である

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最終更新:12/5(火) 17:45
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